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投稿日:2007年07月21日

2007年07月21日

今日はゴキブリ対策で、追加のゴキブリダンゴを買ってきた。多分ここに潜んでいるのではないかと思われる箇所が家の敷地北側にあって、二種類のコンバットを設置したが、ゴキブリさん達には食べてもらっていないと判断をしたのだった。
ゴキブリは結構なグルメだとネットで調べたら書いてあった。
悲しいかな、私はドラッグストアに行って、美味しそうなゴキダンゴを探すこととなったのであった。
<これがいいかなぁ>
<こっちの方がいいのかしら>
と、吟味する。
なんでゴキブリのお口に合いそうなものを、度々私は買いに出ているんだろう。しかし、3度目の正直を狙おう。今度こそこのゴキダンゴで彼等にはここから居なくなって頂かなくては。
買ってきたゴキダンゴの封を開けた。
プーーン。
こ、これはかなり強力な匂いがするダンゴ。
効きそう・・・。
箱にはこのダンゴが「ゴキブリをグングン吸い寄せる!」と書いてあるが、この匂いは確かに匂いが遠くまで行きそう、部屋の中は既にゴキダンゴの香りでいっぱいになっていたのだった。
取り合えず、北側のジメっとした家の外に8個設置。残りの8個の置き場所が決まらずに、明日また置こうと一旦終わりにした。
夜。
プーーーン。
強力なゴキダンゴの匂いが部屋にしていた。
「ゴキブリをグングン寄せつける!」のは、今日設置した場所ではなく、この部屋にはならないのだろうか。これは私の部屋でゴキブリを呼んでいるということにはならないのでしょうか。
プーーーン。
結果私は今日8個分の強力ゴキダンゴを自分の部屋に設置してしまったということになった。
<ここには来ないで・・・。>
ゴキブリの大好きなタマネギ入りなのだそうだ。
<寄せつけなくていい・・・>
買って早々、早速意に反してゴキブリがこのダンゴに吸い寄せられないようにと願う夜なのであった。


投稿日:2007年07月20日

2007年07月20日

夜、古川さんと2回目のリハーサル。
自分のライブ用のリハは、これまでは相棒が自分のピアノだけだった。曲順を決めたその日からは、とにかく毎日曲順通りのリハをしに行く。本番に強いタイプではないので、練習をすればするほど私は安心を得られる。でも音程はまだ上手く調整が出来ない状態だ。
一人で練習をしながら、やっぱり少し考える。
喉が痛いわけでもなく、疲れているのでもないのに、「ラ」の音が「ラ」にならなかったり、裏返ったりすることについて考える私がいて、一瞬手が止まる時間を過ごす。
キーを変える。新しく作る曲は、自分の今の声に合わせて作る。そういった工夫はしても、それでもある程度までは歌えないと、話にならないなぁと思ったりもする。
一人の練習はまだ葛藤が多い。いやでも自分の声のことと向き合う時間。心の底から「今出来ることでやれれば十分じゃないか」と思える程私は強くない。そこで別にジメっと悩んだりはしないが、ダメな箇所を冷静にとらえてそこをどうしたらクリア出来るんだろうというトライをするのが、ここ最近の一人練習のパターンになっていた。
古川さんとのリハでは、「この曲はギターを軸に歌いたい」「これはピアノが真ん中にいる感じ」というリクエストで始まったが、細かい指定などは一切しないうちに、アッという間に私の曲の空気を演奏で捉えてもらっていた。
肩の力を抜いて、自分の曲をリハーサルで歌えたのは、また一人でやり始めてから初めてのことだった。
<古川さん、ありがとう。>
singingbirdを歌いながら、今日ほんの少し鳥になれたような気がした。
今の私は、昨日より高く飛んでみたい鳥なんだろう。
悟れない鳥はやっぱり空を思いきり飛んでみたいと思う。
折り合いをつけることよりも、一歩希望の方へ。
やっぱり私は行きたいのだ。


投稿日:2007年07月19日

2007年07月19日

「ピアニカ」を練習中なのだ。
正確に言えば「ピアニカ」ではなく、「鍵盤ハーモニカ」だ。「ピアニカ」は、YAMAHA社製造の物を指し、SUZUKIは「メロディオン」、HOHNER社では「メロディカ」という名前で出しているのだが、「鍵盤ハーモニカ」と言うよりも「ピアニカ」と言った方が認知度は高い、それがこの鍵盤ハーモニカなのだ。
小学生の頃の音楽の授業で、たいていの人は触ったことがあるであろう。小さな鍵盤に”フーっ”と息を吹き込むと音が鳴る仕組みになっているアレだ。
今度のライブでギターの古川さんの曲で使うので、家の中を探してみたがどこにも見つからず、新しく買い直したという今私の楽器の中で一番新しい楽器となったのだった。
RIMG0069.JPG
今回買ったのは「HOHNER」社のスチューデント。ヨーロッパの方で学校の授業に使われているタイプのものだ。だから厳密にはピアニカではなく、メロディカということになる。
初代ピアニカはどこに行ったんだろう・・・。とにかく家にはなかった。
鍵盤楽器をやる人は、ピアニカも演奏する。
が、鍵盤楽器が弾けたら、イコールピアニカが弾けるというのは誤解なのだ。現に私はこのピアニカは自分の中では、「笛」グループの楽器としている。なので、たいそう苦手なのだった。
別の楽器を持つと、私は新鮮なぐらい音楽初心者に戻る。「ここは、こうして下さい」なんて、その楽器の人にリクエストをさんざんするクセに、それを自分が持った途端に、その楽器と面白いぐらいぎこちない付き合いに変わってしまう。
フ〜〜ッと吹いてみる。
お、音が出た。
そんなところで、感動。
フ〜〜〜ッ。
「ラ」だと思って思い切り弾いたら「ソ」の音だった。
うー。
4歳から鍵盤楽器を触ってきて、この失敗にはさすがにショックを受ける。
フーっと息を吐きながら、斜めの格好でミニ鍵盤を押さえるだなんて、高度な教育楽器だなぁとあらためて思う。
難しい楽器、只今練習中なのだ。


投稿日:2007年07月18日

2007年07月18日

3連休の思い出に何かしようと思い立って、月曜日はめずらしく「スイーツ」を作ったのだ。
作ったのは、ブルーベリーレアチーズケーキ。オーブンの要らない、ケーキの中では非常に簡単なものだが、レシピを見て作ったら一人で食べきれない量になってしまったので、日に数個のレアチーズケーキを食べることがノルマになった。
本日もレアチーズケーキを食べている。
さすがに飽きたのだ。
洋菓子は大好きなので、出先で買って帰ることもよくある。が、作るとなると毎度ギョっとするのが、「こんなに砂糖を入れていいんだろうか」というぐらい、レシピには砂糖が多く使われているということなのだった。
私はコーヒーにスプーン2杯分の砂糖をいつも入れる。入れる時には「砂糖、結構入れてるなぁ」と思うのだが、「スイーツ」を作る時に使う砂糖の量はこんなものじゃない。感じとしては土を大量に積んだトラックがドバーっと土を降ろしている所と同じ。
グラニュー糖をドバーっと注ぐ。
<いいのかなぁ・・・>
砂糖、ドバーっ。だけでは終わらない。
生クリームもまた、ドバーっ。
下にはバターをたっぷり混ぜたクッキーの生地。バターだって、食パン一枚に塗る量をうんと越えている。
これでカロリー、どれぐらい?
「こんなもの、あとで食べて大丈夫なのかしら」
”スイーツ”は、料理をしている時にはない危機感を、作っている間に覚えるのだ。
今日でようやくレアチーズケーキ、完食。
そして、ちょっと落ち込む。
この数日間で、私はレアチーズケーキという名のグラニュー糖を1/3袋食べたのである。


投稿日:2007年07月17日

2007年07月17日

昨夜ゴキブリを見つけてから、夜に玄関の方に行くのがすっかり怖くなってしまった。
たった一匹、あんなゲンゴロウみたいなものを見ただけで、こうも生活が変わってしまうものなのだろうか。
うーむ。
私は、祖母の「お財布に入っているだけお金を使ってしまう」というDNAは受け継いだが、「ゴキブリを素手で捕まえて捨てる」方のDNAは受け継がなかった。DNAあみだくじではそう進んだようなのだ。
今日はトイレに行くにも、物音を最初に立て、それから電気をつけて、その後ちょっと時間をおいてからドアを開けている。以前にも増して”今から人間がそこに行きますよ。””もしそこに居たら、何事もなかったかのようにそこから居なくなって下さい。”と、入念にお願いをしているのだ。
昨日は、ゴキを見つけたとこに加え、それを殺したことについても後味が悪かった。だが、見たら見逃すわけにはいかない。私の場合、100%殺しにかかる。
一方、ゴキブリのことはそんなに気にならないという人も居る。カサカサ・・・とやっていても、「あら、いやだ。ゴキブリだわ」程度で、不快には思うがわざわざ息の根を止めてやろうと立ち上がったりしない人も居るのだ。
ゴキブリを「浮気発見」に例えてみる。
私は事前に細かい証拠を集めたりはしないだろうが、それでも自分が知るところとなったら、毒をいっぱい吐いて攻撃をしそうである。
「男の甲斐性だから」
と、いう考えはちっともない。
だが、ゴキブリに寛容な女性は、浮気に対しても寛容なのではないか。
「君は、ゴキブリを見つけたらどうする?」
その答えが「浮気が見つかった時」の答えに相当する。
おぉ。
ゴキブリを使った心理テストが一つ出来たのだ。


投稿日:2007年07月16日

2007年07月16日

夜、家に帰って来たら、玄関を入った所に黒い碁石風の物が落ちていた。
黒い楕円形の碁石。
私との距離、約1、5m。
2時間程前に家を出た時には、こんなものはありませんでしたよね。
はい、ありませんでした。
何故、楕円形。
もしくはイタチの糞ですか。
ヒトは本当に驚いた時には、「ギャー」といった声は出ないのである。
無言で玄関を上がり、奥のキッチンに置いていたゴキジェットをむんずと掴み、そして再び玄関に戻ってきて私は碁石にシューと噴射をしたのであった。
カサカサカサ・・・。
碁石はゴキジェットをかけられることで、変身の術を解かれゴキブリとなって動き出した。
ゴキ、ゴキ、ゴキ。ブリ。
血圧が上がるのがわかる。
ゴキ、ゴキ、ゴキ。ブリ。
ゴキジェットを消火器ぐらいの勢いでシューする。「ギャー」は最後まで出ず、ゴルゴ13かと思うぐらい私は無口で冷静だったと思う。
「来ないでってあれほどお願いしたのに・・・」
ゴキであっても、殺すのは後味が悪い。
でも、死んでもらう。
靴箱の奥に一旦引っ込んで、またこっちに向かって「ご主人さまー」とやってきた時は、機関銃を打っているぐらいの気分でシューを噴射したのだ。
こんなに煙が立って人体に影響は出ないのか。
超ビッグサイズ黒ゴキブリ。
この家には、いつでもあの大きさの物が入って来れるのだということを知った。
ちゃんと鍵をしたのに・・。
窓だってピチっと閉めていたのに。
それが何の役に立つ。
毎日、部屋中の戸締まりをすることに何の意味があるのかと、今大変なげやりな気分になっているのである。


投稿日:2007年07月15日

2007年07月15日

先日、ドラッグストアのトイレットペーパーコーナーで、「nepinepi」という種類のを見つけた。
あやうく「nepia」製品と間違えるところだったのだ。なんとなくロゴの感じも一見「ネピア」に思えるこのトイレットペーパー。でも、事前にその日は気付いた。よって、騙されなかった。セーフ。
トイレットペーパーが、あまりにガサガサの紙質のものの時、私はトイレでふと虚しくなる。シングルかダブルかのこだわりはないが、トイレットペーパーはある程度フカフカであって欲しい。これが私の暮らしのちょっとした決まりごとなのだ。
類似品は”それ”より紙質がいいということは考えられない。
nepinepiを買わなくてよかった。
ほっ。
”ところで。一体どこが、こんな類似品を出しているのかしら・・・・”
ペロっとめくってみた。
すると、商品の製造元は「ネピア」。意外や意外、「nepinepi」は、類似品ではなかったのだった。
前の家で一緒だった同居人は、子供の頃”おかん”に「adidas」の何かを頼んだら、「adios」を買って来られたということを数年前にも思い出して、あらためて悔しがっていたのだ。
”これ「adidas」じゃないの?”
”違う!”
こんなやり取りをしたそうで、子供達には”3本ライン”は周知の目印なのだが、おかんには4本ラインが「似せもの」であると映らず、同居人にとっては二回の検品ミスを犯したダメおかんに思えたのだろう。
類似品に騙されたら、間抜けなおばちゃんの証し。
俊敏なおばちゃんを目指す私としては類似品検知アンテナは鋭く立てているのだ。
「nepinepi」は「ネピア」の品。
う〜〜〜む。
商品の隅っこに「nepinepiは、類似品ではありません」と書きたい衝動にかられる。
”ネーミングをかえる必要はあったのか”というのが、個人的な感想なのである。


投稿日:2007年07月14日

2007年07月14日

病院に居た頃、長い入院でせめて外の景色が見えるよう配慮してもらったのだと思うが、私は窓側のベッドをもらうことが多かった。
大部屋では窓側の空間が少し広めだったのだが、それは空調が設置してあったからだった。夏は冷房、冬は暖房がここで調節出来、一年を通して病室の中はパジャマ一枚で過ごすことが出来たのだ。
が、同じ温度でも感じ方は違っていて、病室では「寒い」「暑い」の密かな攻防戦があった。
お年寄りはほぼ全員が寒がりで、夏でも長袖の上着を羽織り、クーラーがつくと「寒い」と言っていた。そして少し元気なご婦人がルームメイトだと「暑い」と言ってクーラーの温度を低めにしに来ていたので、私のところには、それぞれ「鬼の居ぬ間に」自分の心地いい温度設定にしようと、直接対決はしないがクーラーをめぐる対決はよくあることだったのだ。
私は一人で動けなかったので、「クーラーをつけてちょうだい」「クーラーを切ってちょうだい」と言われることはなく、その点では巻き込まれずに済んでよかった。
私は「暑い!」派だった。なので心ん中ではご婦人を応援し、隣りのばーちゃんがナースコールを押して「さむいわー」と訴えると、”残念・・・・”とうなだれたものだった。
そんな「暑い」派だった私だが、ここ数年は夏でも外出する時には長袖を持って行くことが多くなった。レストラン、ライブハウス、ファッションビル、タクシーの車内、何かの施設・・・・。出先で入った店やビル内で、空調を「寒い」と感じることが割とあるのだ。
上着を忘れた時には、寒いのを我慢してそこに居ることもあるし、途中でよっぽど一枚何か羽織る物を買おうかと迷う日もある。暑さ、寒さに対する感じ方は、特に自分に何か変化があるようにも思わないのだが・・・。
家を出れば、温度設定を自分で決められない場所というのがたくさんある。
世の中は、さぶくなった。
自分もいつの間にかそう、半袖の季節に、長袖持参の人はかつてより増えたように思うのである。


投稿日:2007年07月13日

2007年07月13日

少し前になるが、ニュースで鳥に似た新種の恐竜が見つかったというのを見た。
場所は中国の内モンゴル自治区で、体長が8メートル、体重が推定1、4トンとされる”鳥類らしき”の恐竜としては、例のない大きさなのだそうだ。この大型恐竜の化石と模型は北京で公開されたかされているらしい。
調査では飛ぶことは出来なかったと見られているが、くちばしが発達していて前脚は翼状になっていたので、羽根はあったようなのだ。
体長が8メートルの鳥。
どうも恐竜となると、私は映画の中のCG映像の作り物という感覚しかなく、実際に居たのだという実感が沸かないのだが、こんな怪物がかつては本当に存在していたのか・・・。
長さが8メートルとして、では体高ってどれぐらいになるんだろう。
家にあるもので考えてみると、今座っている部屋の窓枠が2メートル。2メートルX4で8。この窓枠は2枚の窓で2メートルだから、窓8枚分の長さってことだ。
もしも今、その鳥恐竜とペットとして一緒に暮らすとなれば・・・・。
家の中はもちろん無理。なんとか南側の庭もどきを居場所にして・・・・。
くつろぐ鳥恐竜。
今座っているすぐそばの窓一面に顔の部分が来る。が、それは立っていない時で、立ったら二階の住人が「ぎゃー」となるんだろう。
イタチは岩だと認識して上がっていくだろう。ダンボは恐がる。
目ってスイカぐらいの大きさ?
「お買い物に行こうよ」
頭の上に乗っけてもらって、ドスドス行ってもらうことになるのかな。
鳥は飛べるようになる為に、時間を掛け少しずつ小型化していったのだそうだ。
鳥恐竜。
だが私には、象が一番近い生き物に思える。
象の耳は飛べない翼。
くちばしが鼻になった。
大発見。
見つかった大きな鳥恐竜は、モンゴルからちょっとずつ移動をして行き、多分インドゾウになったのだ。


投稿日:2007年07月12日

2007年07月12日

まだ、夏になったと思える日が来ないのだ。
なのに、ポストに届いたのは通販の「2008年秋冬号」。
待っておくれー。
海の日もまだ来ていないのだ。
夏休みもまだなのだ。
世の中は私よりせっかちだ。
この時期は、季節が混乱する。
カレンダーは7月。
外は薄曇り。
クーラーも家では稼働していない。
蝉、今日も鳴かず。
もうこの数年は、「暑中お見舞い申し上げます」のハガキの絶対数も、昔と比べきっと少なくなっているのだろう。
今は一体いつぞや。
「メリークリスマス!」
「あけましておめでとう!」
バス通りの「年中クリスマスイルミネーション」の家では、今日もサンタとクリスマスツリーが光り、横で謹賀新年イルミネーションがチカチカとまたたいているのである。