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投稿日:2008年10月21日

2008年10月21日

やはり風邪をひいたようで、体がダルい。
風邪予防にはうがい手洗いが一番だと聞いていて、割と普段からうがい手洗いのクセがついているのだが、たまに忘れる時があって、どうもその忘れたあたりに風邪をひいているような気がするので、経験上うがい手洗いはやはり効果があるんだなぁと思う。まだひどくなっていないので、なんとかこの辺りでくいとめたいのだ。
今私の風邪箘は少数ながら、私の体の中を探検しているようす。
彼等は喉から鼻に移動しつつある。
息子「あっ、お父さん。洞窟の先に道があるよ」
お母さん「暗いから行くのはやめましょうよ」
お父さん「まぁ、でもせっかく来たんだ。ちょこっと行ってみようや」
今旅しているのは、日本地図で言えば山口県。喉、鼻コースは鍾乳洞で、私だって向こうにも何か道があるかもしれないと思ったら、「せっかく来たんだから」と言って行くだろう。
息子「わぁ!トンネルがふたつある」
お父さん「あっちはあぶない。落ちるぞ」
お母さん「そうよ、戻って来なさい」
君等、落ちて外に出て行ってくれたらどれぐらい助かるだろう。
はぁ〜〜あ。
3泊4日ぐらいの秋の旅行で終わってくれることを祈る。
今は風邪箘家族が、私の体を秋の旅行中なのである。


投稿日:2008年10月20日

2008年10月20日

伊東から沖に目をやると見えるのが初島だ。
関西育ちの私には、淡路島や小豆島は馴染みがあるが、初島のことはほとんど知らない。だが熱海、伊東からそれぞれ船で30分弱ぐらいで行ける、関東の人にとっては身近な場所らしい。
ふぅ〜〜ん。
そうなんだ。
昨日、初島の話題が出た時に、ふぅ〜〜んという顔をしていたが、それを聞いて実はすごく行きたいモードになっていたのだった。
もし、一人旅なら絶対に行く。
今回は基本的に旅行ではないので、気持ちを抑えていたのだが、峰子さんの提案で天気がよければ今日はみんなで初島めぐりをすることになったのだった。
う、嬉しい。
私は父方の祖母の血を受けついだせいか、相当な出好きなのだ。昨夜は不覚にもグースカ眠ってしまったが今朝は挽回、朝ご飯を終えたら”お魚を見ながら入れるお風呂”にも行き露天風呂も堪能し、お天気チェックもして「よ〜〜し、島めぐりを存分に楽しむぞ」と張り切っていたのだ。
が・・・・。
更に南下した場所を台風が通過しているせいで、穏やかに見えるが今日の海は少し荒れているらしい。
加えて私が風邪気味であることを考慮してもらってなのか、それでなんとなく今日の初島行きはなくなったとチェクアウト後に報告を受けたのだった。
がびーーん。
もし私が5歳だったら、残念がって絶対に泣いている。
大人なので、婉曲に「私なら大丈夫ですよ」と言ってみたのだが、もう初島はなかったことになっていて近くのマリンパークで昼食を取ることに予定変更となっていたのだった。
しょんぼり。
アイ・ニード・ハツシマ。
「あれが初島と言ってね」と昨日Y氏に説明をされるまで、私は海に島が浮かんでいることも見ているようで見ていなかった。
その後初島情報を峰子さんからいろいろ教えてもらい、初島赤丸急上昇となって、急に私にとってピカピカと光り輝くリゾートアイランドとなったのだ。
最年少で意見レスでおとなしくしていたが、一番行く気満々だったのは、何を隠そう私だ。
その後、峰子さん達と分かれて・・・Hプロデューサーが「ちょっとドライブしようよ」と言った時には「おぉっ」と私の心も盛り上がったが、すぐさまY氏は「イヤ」とだけ答え、トイレ休憩さえなく一直線で帰るのみとなった。
あんなに楽しみにしていた伊東行きも直行で東京戻り、しかも私がウツラウツラと寝ているうちに都内に戻っていた。
な、なんで・・・・。
「じゃ、お疲れさまでした」
旅の終わりには「お疲れさまでした」とは言わないだろう。
あぁーあ。
あれは夢だったのかなぁ。
また、これでいつものじゃらんの旅に戻る。
初島ってまだ調べていなかったなぁ。
行けなかった分、想いは残る。
じゃ、ちょっくら行きますか。
本日よりHP旅巡りに、初島も加わったのである。


投稿日:2008年10月19日

2008年10月19日

昔、テレビで「伊東に行くならは、と、や。は、と、や〜に決めた」というコマーシャルをよくやっていた。
大阪で見たのか、東京の祖母の家で見たのかが思い出せないので、関東限定のCMだったのかもしれないが、伊豆のハトヤホテルは私と同世代の人にとって「名前を知っている」有名なホテルなのだ。
コマーシャルの中で「よいフロ」と歌っていたのが確か下4ケタの電話番号で、自分の家の電話番号の下4ケタはすぐには出なくとも、ハトヤの電話番号ならすぐに言える。そのハトヤホテルで今月は西川峰子さんがショーをされているので、今日は仮り音源を持って訪ねることになっているのだ。
やっほー。温泉。
私は夜寝る前やちょっと息抜きがしたい時、よくじゃらんや楽天トラベルで見つけた温泉宿を眺めている。ウエブカメラを見て行った気分になったあとに虚しい気分にもなっていたが、今日の伊東行きはバーチャルではない。なのでとても楽しみにしていたのだ。
既に館内マップと設備はHPを見過ぎて頭に入っている。館内施設を全部制覇するぞ。エイエイオー。
と、征服欲満々だったのだが、
今朝から少し風邪気味なのだ。
うーー。
今日をすごく楽しみにしていたのに。
が、とりあえず定刻に出発。
高速に乗って厚木でなんとか道路に進み、山の中を行くとやがて海が見える。これが一般的な都内からの伊豆へのルートだ。そこからはほぼ海沿いを走ることになる。
車の中から海が見えたらとってもいい気分だ。
やっほー。海。
磯の香りを感じながらえび満月を食べると、家で食べるより美味しい。えび満月に海ってすごく合うのだ。
伊東に入ってすぐ、海沿いにサンハトヤはあってプロデューサーのH氏とY氏は向かいの部屋へ、そして私は広々と一人でお部屋を頂いた。
や、や、やった。
く、くつろぐぞーーー。
しかし、これがゴールになってしまったのか、一息ついた時点で風邪気味からほぼ風邪になってしまった。
夕食のあと夜10時頃には外で美味しい会食コースが待っていたが、私のお腹はさっきえび満月を食べてそれで満足したらしく、風邪薬を飲んだらそのまま眠ってしまった。
会食は自動欠席、おまけに目覚めた時はここがどこなのか一瞬わからなかった。起きたのは深夜で結局ゲームセンターにも行けないまま、楽しみにしていたハトヤの夜はあっさり終了したのだった。


投稿日:2008年10月18日

2008年10月18日

西川峰子さんのレコーディング。
今日も3曲分のベーシック録り。
レコーディングスタジオは窓がない所が多く、長時間を過ごすのに唯一外の景色が見えないのは残念だ。今、何時ぐらいなのかは時計が頼り。だが本日もとても順調、午後から始めて夕方の時点で、既に2曲を録り終えることが出来た。
私は霊感がないが、スタジオは昔から「出る」という噂をよく聞く。最初に行ったKスタジオはスタジオ棟と宿泊棟が別になっていて、深夜にスタジオ棟で一人で練習していたらエンジニアの人に、ここは出ますよといったことを言われてあわてて部屋に帰ったのだ。
ベーシック録りが終わると、あとは私の作業となる。
ミュージシャン達が一人帰り、また一人帰り・・・だんだん人が減って最後は会社のY氏とスタジオエンジニアのO氏と私の3人になったのだが、それでも一番最後にスタジオの片付けをし電気を消して鍵を締めるのは、スタジオの人なのだ。
怖くないですか。
と、尋ねたがやっぱりちょっとは怖いみたいだった。
エンジニアの人はいつもスタジオに一番に来て、出るのは最後。ミュージシャンみたいに遅刻をして来て「や〜、ごめんごめん」なんて言う人には今まで会ったことがない。職人肌で無口な男性が多く、黙々と淡々と作業を進めてくれる存在だ。
明日は伊豆で1ヶ月間ショーに行っている峰子さんの所に、6曲分の仮りオケ音源を持って行く。今月は少しタイトな進行で綱渡り的な所があったが、無事終了。
明日は伊豆。
一泊出来るので、思い切り羽を伸ばすのだ。


投稿日:2008年10月17日

2008年10月17日

実家の隣町の商店街では、店舗が度々かわる場所が何カ所かあって、子供心に”場所が悪いのかな””何か曰くつきの所なのかも”といった理由を考えたりしたものだ。
入りやすい店とそうでない店というのは確かにある。
今、私は井の頭線の渋谷駅を降りると、その通り道にあるINDEXというブティックに毎回吸い込まれているのだ。
そこはワールド系列の割とお手頃な値段で一通りファッショングッズは揃えられるのだが、普通の店だ。
その店に、
地下鉄や山手線にのりかえをする時。
待ち合わせの場所に行く時。
用事でどこかに行く時。
仕事に行く途中。
etc・・・。
前を通っては「やっぱり今日もちょこっとだけ覗こう」と中に入ってしまうのだった。
この店に買い物に来るのが目的だったことは一度もなかったのだが・・・・、今や年間一番立ち寄り回数の多い店になっていると思う。
秘密はどこにあるんだろう。
2区画分、店舗として構えていることと、出入り口が多いことだろうか。
ここの入口は、逃してもまたすぐに入れるところがあるという構造になっている。そう言えばいつも歩きながら「あ、人が居る」とお客さんが店の中に居るのを見つけて、その入口は素通りして「ま、いっか。急いでいるし」と思っていたら更にでっかい入口がその先にあって、ディスプレイも歩いている時にバッチリ目に入るから、そこでどうやら私は「ちょこっとだけ入って行こうか」と気が変わるらしい。
先日は何気なく店内の品を見ていたら、店員さんに「あ、これウチの商品ですよね。ありがとうございます」と声を掛けられて「えっ?」と思ったら、前にこの店で買ったアクセサリーをつけていたことに気がついた。
この間も試着が終わったお客さんが私の足元を見ているなと思ったら、そのお客さんが今試着を終えて「やっぱりやめておく」と返したブーツの色違いを自分が履いていた。
自分は見ているだけのつもりだったのだが・・・・、
いつの間にか、ここの店のアイテムが増えているのだと実感をしたのだ。
今日もラジオの収録に出掛けて、この店に吸い込まれていた。
あぁ、おっちゃん達にとっての焼き鳥屋って、こんな存在なのかもしれない。
そうか。
渋谷駅構内のINDEXというブティックは、私にとって焼き鳥屋感覚の店なのである。


投稿日:2008年10月16日

2008年10月16日

ゴ、ゴキブリ。
昨日と今日、二日続けてゴキブリを発見した。
昨日は台所、そして今日は玄関。
シューーー。
シュシュシューーーーーー。
シュワーーーーーーーーーーーーー。
ゴキブリよりも犬と私の方が先に倒れるのではないかと思うほどゴキジェットを噴射して、いずれのゴキブリにも死んでもらったが、ホワイ、何故。
6月に駆除に来てもらって、一度ほぼ死にかけのゴキブリが1匹出現したものの、それ以降我が家からはゴキブリが消えていたというのに。
今年の夏は大変な猛暑だったので、ゴキブリ達も死んだと思っていたが、連日見掛けたのは丸々と太った大人だった。
家には大量のゴキブリ駆除ペーストが仕掛けてある。業者さんからは「どこを通ってもこのペーストに行きついて口にすることになる」と聞いていたのに・・・。
2匹共ピチピチと元気にしていてとても弱っているようには見えなかった。
なんで、ウチに来ているの。
あんた達には高いお金を払ったのよ。
なのにあんた達、またノコノコと土足で。
ゆ・・・、許せない。
ものすごく怒った時の状態、恐ろしい形相で私は無言でシューをし、怒りの頂点に達したことを察知したダンボは「怖い」「怖すぎてどうしたらいいかわからない」と布団の中に逃げ込んでブルブルと震えていたのだった。
ゴキブリを見つけた時の私は魔王が自分に降りてきているのがわかる。
犬ってなんでゴキブリは食べないんだろう。
おかげでゴキブリにとっての天敵は私しかいない。
保証期間内なので電話をかけ、業者さんに来てもらえることとなったが、23日まではこの恐怖とまた共に暮らすことになった。
また毎晩、夜な夜な黒い影に怯える日々がやって来た。
発見するのが怖いので気軽に水場に行けず、部屋から数メートルのトイレが遠く感じるのだ。
「ダンボ、行ってくるね」
トイレに行くだけで、いちいちかなりの勇気を持って出陣し、部屋に戻って来ると息が切れているほど疲れているの。
この一週間でボウコウ炎になったら、その理由はゴキブリに間違いないのである。


投稿日:2008年10月15日

2008年10月15日

渋谷7thfloorでライブ。
7thfloorに着くと、グリーンスリーブスのレコーディングでドラムを叩いてくれた城戸紘志氏に久しぶりに会った。今日の出演者の白昼夢は城戸くんのユニットなのだそうで、急遽私のライブに1曲参加してくれることになった。
今日はトランペットとDJとピアノと歌で、また今日だけのラインナップとアレンジでやるので、同じ曲なのに表情が違うというところを思い切りやれたらいいなと思う。DJのTom−Oくんとはこのライブで3回目となるが、トランペットの辰己くんは初めて。普段自分のライブでサイズフリーというのは基本的にしなかったのだが、フリーの部分が若干ある今日は自分のライブとしてはちょっとした冒険部分、辰己くんとのコラボならではアプローチだ。
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           (photo by Ryo Kawasaki)
自分のライブの時は、リハーサルが終わって出番前までの間は決まって緊張で具合いが悪くなる。誰かのライブにピアノで参加をする時はきわめて心身のバランスがいいのだが、自分のライブになると何故かしらリハが終わるとだんだんどんよりしてきて、そのうちに気分が悪くなってくるのだった。
ギリギリまでそれはいつも続いて、ライブが始まると共に消えるというパターンで、このアップダウンの激しい流れをどうにか平たんにしたいなと思うのだ。
今まで「買い物に行く」「何もしないでジっとしている」「普通にライブを観る」「お風呂屋さんに行ってリラックスする」「人としゃべる」「お酒を飲んでみる」「一人孤独に浸る」「何とかしようとするのはあきらめて普通にしている」とこれだけ別方向の行動で心を平常にしようとしたが、いずれも無理だった。
今日も出番前の緊張は変わらなかったが、始まるとほどけていった。
ところで「今を大事にする」ってどういうことだろう。
例えば今の私は、”あなたとこの次はもう会えないかもしれないから今をいっしょうけんめいやる”んじゃなく”あなたとまたこの次も会いたいから今をいっしょうけんめいやる”を目指している。
「ありがとう」「ごめんね」「大丈夫?」「頑張ろうよ」「キミを大事に想っているよ」
人は時々他人に自分の心を届けるのに失敗をする。
音楽の役割ってどういうことがあるのかはわからないけれど。
機会をもらったなら、そこで一生懸命やりたい。
そんな風にライブに臨んでいる。


投稿日:2008年10月14日

2008年10月14日

リハーサルに出掛けようと思ったら雨が降ってきた。
移動手段がバイクから徒歩になると、私の住んでいるところはいきなりどこへ行くにも不便になってしまう。場所によっては5倍ぐらい時間がかかってしまうので、少々濡れてもバイクで出掛けることが増えた。
絶対音を持っている人の中には、生活音まで音程になって聞こえて来るというが、雨の音が「パラパラ」「バラバラ」「ザー」ではなく「ソラソラ」「レドレド」「ミー」と聞こえてしまうのはちょっと可哀想だ。だが、そういう耳の持ち主はいくらか耳を上手く使えると思うので、音程で耳が受け取らないようにシャットアウトして「パラパラ」という聞き方に自分の耳を仕向けているのかなと思う。
今日の雨の音は「パラパラ」から「ザー」に変わった。バイクで走ると、雨つぶって顔に痛いのだ。
今日はDJのTom−Oくんとトランペットの辰己くんと3人のリハーサル。楽器が違えば同じ例えば雨音を表現しようとしたら、それだけで出て来る音が違う。すぐ近くに居ながら自分には演奏が出来ない楽器とそれを演奏する人が居る。今更ながらそれがとても新鮮で楽しいと思う今日この頃なのだ。
昔は自分もいろんな楽器が出来たらいいなと思ったりもした。が、そうすると全ての角度からのイメージが一致しすぎて、アンサブルになった時にかえって線の細い音楽になるのかもしれないなぁと思うようになった。
人の出す音が好きになった。
いや、自分以外の感性の音と合わせるのが好きなのだろう。
それが少人数だとよりくっきりと見えて来るので、それが楽しい。
雨は川になり、いつか海に流れて行く。
まっすぐな川は一つもなくて、緩やかにカーブを描いて流れて行くところが音楽に似ているなと思う。
雨は音楽になり、人は音楽になり。
いつかきっと海へと辿り着くのだと思う。


投稿日:2008年10月13日

2008年10月13日

13日、今年の体育の日。
今日こそ、近くの幼稚園の運動会の本番の日だろう。10月に入ってから毎日のように運動会ミュージックが聞こえてきていたが、今日でやっと開放される。
と、思っていたのだが今日は朝から聞こえてくる先生の大きな声も運動会の曲も、聞こえてくる様子はなく静かな午前中だった。
お昼から始まるのだろうか。
しかし、お昼を過ぎても賑やかな音は聞こえて来ず、そのまま夕方になっても今日のこの辺りは静かなままだった。
昨日の午前中で終わったあれが、本番の運動会だったというのがそれでようやくわかった。
今日だと思って、半ば構えて待っていた私にとってはちょっと肩すかしな感じだったのだ。「よっしゃ、来い〜」とキャッチャーミットを被って張り切って居たが、相手チームも自分のチームも来ないまま日が暮れた、といった雰囲気があった。
あぁ、そうだったの。
昨日が本当の運動会だったの。
そっか・・・。
流れを把握出来ないまま終わってしまったことで、私の中では終わり切れなかった感のある運動会。
こんなことになるのなら、来年はもう会場に行こう。
普段、私はシラフで酔っ払いの中に紛れてそのまま違和感なく酔っ払いテンションになれる。
誰をどう応援しているのかわからないが、多分父兄に溶けこんで、フツーにそこに居るような気がするのであった。


投稿日:2008年10月12日

2008年10月12日

今日も朝から運動会の音楽が聞こえて来る。
昨日の朝、「おとうさん、おかあさん、みててください!」というちびっこの声での選手宣誓が聞こえてきたじゃないか。
「やっと今日が本当の運動会なんだ」とホっとしたのに、昨日のあれも違っていたとは。
「タンタンタンタンタタタタタタタタ」
「タカタカタカタカタンタカタン」
1小節に黒い音符がいっぱい詰まっているのが、運動会ミュージックの特徴。この音楽が聞こえてくると、意図せずしてせわしなく動くぜんまいじかけのお人形さんになってしまうのだ。
あれ〜。
あれれれれ〜〜。
誰か私を止めて下さいまし〜。
落ち着かない。
実に落ち着かないのだ。
それにしても今日が本当の運動会なんだろうか。ねぇ。いくらなんでもこの3連休の間に本番はあるんですよね?!
家まで届く運動会の音、気合いからしたら昨日で終わりだと思ったのだが、では今度こそ今日のこれが本当の運動会なんだろう。
と、思っていたのだが・・・・。
お昼になるとまたピタっと音はなくなり、その後はずっと静かなままだった。
運動会って午前中で終わらないよねぇ・・・・。
がっくり。
いつが本当の運動会なんですか。
というか、そこに通っている園児達は”運動会は10月になったら毎日開催される会”という風に覚えるのではないかと、他人の子ながらちょびっと心配になるのであった。