月別アーカイブ : 2009年4月

投稿日:2009年04月10日

2009年04月10日

プールに通うようになって1年半。途中間が開いたりしつつもプールでのウォーキングは続けていて、ふとある変化に気付いたのだ。
最初にここに来た時から見かける利用者さんが、この1年半で確実に痩せた。あの人もこの人も、どれぐらいか前までは”プールで頑張って運動しているわりに、みんな体型って変わらないのねぇ”という感じだったのに、この春ぐらいになって「あれ?」と、様子が変わってきたのだ。
みんなちょっとずつシェイプされている。
同じ人かなぁと確認する人も少し居る。
プールで体をシェイプアップさせるなら、来れる時に来て、それを無理なく継続すれば、1年半で効果が出るということなのかもしれない。
”あの人も!”
”この人も!”
ついチラチラと見てしまう。
イチ、ニー、サン、シ。
ところで私はどうなんだろう。
う〜〜む。
一番変化率が小さいような気がする。
しかし、継続は力なり。
プールはお勧めなのだ。


投稿日:2009年04月09日

2009年04月09日

代官山「晴れたら空に豆まいて」にてライブ。
今年のライブの目標は新曲を出来るだけ多く演奏したいのだ。今日は初めての曲が2曲ある。今日のライブで演って、それからまた歌詞を変えたくなるかもしれない。やっぱりボツだな・・・と二度と演奏しない曲になるかもしれない。そういった過程も含めて身近な距離でライブが出来たらいいなぁと思っている。
プール通いのおかげか、少し肺活量が増えたので、前よりも声の調節が出来るようになって、そうするとメゾピアノぐらいの音量のニュアンスが出せるようになってきた。
「声がちゃんと出ないことを気にされているようですが、今の歌い方、好きですよ」というメールをファンの方から頂いたことがあって、その言葉は多分とても大きく私の背中を押してくれたように思う。
今出来ることって何だろう。
今日出来ることって何だろう。
頑張ってみたい。
私は音楽という課題で。
私の今日はこんな感じです。
ハウ、アー、ユー。
君はどんな感じですか!?
いろいろあるけれど、前にまた進んで行きたいね。
そんな風につぶやきながらピアノの前に座っている。
人は何度も会える人を人生のうちに何人持てるのだろう。
ライブも一期一会だ。


投稿日:2009年04月08日

2009年04月08日

月曜日に結膜下出血をやってから今日で3日目。右の白目がベットリ血の色で痛々しいままなのだ。
「結膜下出血」を知らない人には、充血といった風貌ではなくて血のりがベットリついている感じが、重傷に見える様子。私は今までに何度かやっているので、今では「またやったんだ」と落ち着いて考えられるが、それでも最初はビックリしたのだ。
結膜下出血は、痛々しい見た目とは違って本人は痛くも痒くもない。ダメージとしては蚊に刺された瞬間ぐらいの痛みだろうか。今回はプールの帰りにバイクに乗りながら蚊に刺された痒みを感じたので、信号待ちの時にミラーで顔を見たら出血していた。
目薬も投薬もない。自然に体に吸収されるのを待つだけだ。1〜2週間で元に戻るしくみになっているのだが、その間は「どうしたんですか」と心配そうに声を掛けられるので、かえって申しわけなく思ったりするのだった。
見た目と違って痛くないんですよ。
って、何回言ったかなぁ。
と、言いつつも鏡を見る度に「どうしたの!」と尋ねるもう一人の自分が一番回数が多い。
やっぱりちょっと痛々しい。
見た目と内情とのギャップがとても大きい「結膜下出血」なのだ。


投稿日:2009年04月07日

2009年04月07日

西川峰子さんのアルバムのレコーディング。今日は午後にトランペットの上石さんに来てもらって、その後2曲分のトラックダウンをする。今ではスタジオはインターネットが繋がる場所が多いので、作業の待ち時間はパソコンを繋げられる。パソコンを持って来ると有効に時間が使えるので、トラックダウン作業の時は特にだ。
上石さんの演奏もエンジニアの大西さんの音作りもすごくいいので、お二人の引き出しにあるものを頂けた感じがする。私にとっていい録音というのは、自分にはないその人ならではの感性や引き出しをもらえたように感じた時がベストで、そこが目指したい所だ。少しずつ方向を変えながら進んで行く、直進するのでなくほんの少し向きを変えつつ進む。そこにふくよかな力が備わるような気がする。そういう物作りがしたいなと思う。
「いいですね!」と自分が口にする時、口だけの「いいですね」は絶対に言わないのが信条だ。
アレンジという立場で音作りに携わることも、最近は少しは機会を頂くようになった。”作品を預かって形にする”時、根拠はないが、いい物に仕上げることを「信じる」気持ちが強くなった気がする。自分の曲を仕上げる時はもうちょっと先行き不安な気持ちになるので、ちょっと不思議な違いだ。
私が携われるのは、このレコーディングという短い時間だけ。後は良くも悪くも、そのアーティストが作品を抱えて長い時間を共にする。
昨日より1ミリでも澄んだ悔いのない邪念のない物を、作りたいと心から思うのだ。


投稿日:2009年04月06日

2009年04月06日

夕方のニュースでまた、スーパーでの万引きGメンの特集をやっていた。
「あの女性が不審な動きをしています」
「了解、では監視します」
「あっ。こちらの動きに気付いたかもしれません」
「一旦、通り過ぎます」
こういう特集を見ている時、私はここに出て来るスーパーが特殊な場所に思いながら、フィクションの世界を眺めているような気がするのだ。
「今、女がカバンに入れました」
「レジで会計をしましたが、カバンの中に入れたものはそのままです」
思えばもう長年こういう万引きの特集を見て来た。同じ手口で万引き犯は万引きをし、同じように捕まえられている。私が捕まえる側だったら、長年に渡って同じことばかりを繰り返されて本当にガッカリした気分になるだろう。
それにしても・・・
毎度思うこと。
万引きGメンって、自分がよく行くスーパーにも居るんだろうか。3店舗共気配を感じたことがないので、どうも自分の身近なスーパーには万引き犯もGメンも居ないように思うのだが・・・実際のところはやはり居るのだろう。そう言えば、母方の祖母が一度トイレットペーパーを万引きしたと言って万引きGメンに連れて行かれたことがあった。結局店側の勘違いだったということがわかり、後日スーパーの店長さんが菓子折りを持って謝りに来たのだが、それが保谷駅前のSスーパーだ。やっぱり大手スーパーには監視員が常駐しているのだろう。
今日の私はスーパーに行って、万引きGメンが歩いているのかどうかを探していた。
品物でないものを探す姿は、これまた不自然。
「あの女の動きが少し怪しいですね」
「了解、監視を続けて下さい」
万引きGメンはプロの人なので、気を消すことが出来る。
きょろきょろ。
私は万引きGメンを見分けられず・・・、しかし私の方は恐らく「要注意人物」としてしっかり監視をされていたのであった。


投稿日:2009年04月05日

2009年04月05日

あるお店のお花見会に参加をしに、近くの緑地公園に行った。
今年も東京のお天気と桜は、人々の期待に応えるように土日に絶好のお花見のロケーションを作ってくれたのだ。
それにしてもすごい人だ。トイレには長蛇の列。敷地にはブルーシートを敷いた花見客がギッシリ居る。しかしこれらの人たちはみな、普段高円寺で飲んでいる人たちなのではないかと思われる。高円寺の焼き鳥屋さんで飲んでいる人たちが場所と時間をかえて、今日はここに集まったという雰囲気だ。
あらまー。
酔っ払った老人同士がケンカをしている。
すぐそばではカラオケ大会。
日中からみなさん、壊れています。
でもいいや。
ダンボとこうして元気にお花見に参加が出来たことが、なにより私は嬉しい。
いつからか、花見のブルーシートには花見犬なるものがついて来るようになったみたいで、今日もあちこちのグループでワンちゃんが同席している。
ダンボはここのグループの花見犬だよ。
しかし相変わらずダンボはこういう場所は嫌いな様子。私の膝でイヤそうに座っていたのだが・・・。
やはりさすがは動物。
イヤそうに座っていると見えていた時、本当はダンボは食べ物をどうやったらゲット出来るのかについて考えていたのだ。
ぴょーん。
パクっ。
「あーーーっ」
少し離れた場所にあった太巻きをパクっとくわえて逃げて行った。離れた所に行って急いで太巻きを食べているダンボの顔は、小型犬ではなく獰猛な肉食獣。病院に通うようになって、より一層口にするものに気を使ってきたのに、お前は私の気持ちをちっともわかっていませんね。
ダンボが花見に参加するのは、多分4回目ぐらいじゃなかろうか。
<お花見なんて大嫌い>
お花見の時期は、普段は落ちていない物がいろいろと落ちている。”お花見が大嫌い”なフリをして、ダンボはその後もまた落ちたエビを見つけて拾い食いをした。
「あっ、ダメ!」
ショック。
道にエビが落ちているとは思わなかった。
桜はごったがえすこの花見客達を見下ろして、何て思っているだろうな。
桜さん、騒がしくてすみませんね。
お酒が好きな人が約8割。
花が好きな人は約2割。
今日の日もまた心に残る春の思い出になるんだろう。
こういうのを幸せっていうんだ。
満開の桜の下で、人々の笑顔も満開に咲いていた。


投稿日:2009年04月04日

2009年04月04日

今日4月4日は「ピアノ調律の日」。
AprilのA、調律に使うAの音の周波数が440Hzという所から来たのだそうだ。
うちにもアップライトのピアノがあって、調律師が一年に一度ぐらい家に来ていた。
ポ、ポーーン。
何か曲を弾いたりすることはなく、単音でピアノの鍵盤を押さえて音がポ、ポーーンと鳴る。それの連続。ピアノの蓋を開けて、長い柄の工具でカチャカチャと作業をしている姿が職人のお仕事に映り、”今は静かにしていないといけないんだ”と子供心にも思って、そぉ〜っと見ていたっけ。
寡黙な時間が流れていた。
<この人は、曲を弾いたりしないのかなぁ>
楽器を目の前にしながら、演奏をしないことが不思議だった。演奏をしない音楽の専門家が居ることを、私はこの「調律」で知った。
耳だけで音程を合わせて行く。
すごい技だと思う。
以前、金沢で服部祐民子ちゃんと一緒にライブをした21世紀シアターに置いてあったピアノの調律師さんは、リハーサルを終えてから「すごく弾きやすいです」とお礼を言うと「本番はもっと良くしますよ」と言って調整して下さったが、本当にビックリする程更にタッチと音が良くなって、そのおかげでベーゼンドルファーという楽器が大好きになったぐらいだ。
そう言えば、最初の頃かたくて苦手だった「晴れたら空に豆まいて」に置いてあるピアノも、この一年ぐらいですごくニュアンスが変わったなぁと個人的に感じる。ライブで頻繁に誰かが演奏することもあるだろうが、調律師さんの力も大きいんじゃないかと思っている。
そこには居ないけれど。
確かに音楽を残していく。
それが私から見た調律師という仕事だ。


投稿日:2009年04月03日

2009年04月03日

最近、お気に入りのもので「おうちで簡単!デリサラダ」というサラダのトッピングがある。
私は野菜サラダを食べることが多いのだが、野菜だけでちょっと寂しいかなというサラダの上にパラパラっとまぶすだけで、野菜サラダがグレードアップするトッピングなのだ。
中身はかぼちゃの種とピーナッツ、クルミ、クコの実、ひまわりの種、玄米パフの6種類のミックス種で種だけの品物なのだが、何故かこれが野菜にピッタリ合う。美味しいのだ。
このトッピングが気に入って、野菜サラダを食べる率が更に上がったのだが、悲しいことにこの品、近所のスーパーで買ったものの商品の補充がされないままになっているので、次に商品が並んでくれないのだ。
こんなに美味しいのだから、よそのスーパーに置いてあるだろうと他の店にも探しに行ったがその品は見つからず、類似品を探してみたがそれもなかった。
一度美味しいサラダになった後で、種なしの野菜サラダは味気ない。
「美味しかったのになぁ・・・」
そう言えば、見た感じは鳥の餌に似ていた。
昔飼っていたセキセイインコが「プチ、プチ」と音を立てて食べていたっけ。
あの頃は美味しそうにも見えなかった。
そうね。食わず嫌いだったのね。
食卓から消えた「おうちで簡単!デリサラダ」。
どのスーパーにも置いていないので、今度はペットショップに行って鳥の餌を買おうかと思っている。


投稿日:2009年04月02日

2009年04月02日

高円寺は私の家から行ける近い駅のうちの一つなのだ。
最初に住んだ家からも割と近かったので、その当時遅くまで店が開いていて人が飲んでいるなぁと驚いたが、ここ数年で「遅くまで」を通り越して「朝まで飲んでいる」人が結構居る街になった。
とにかくこの街は飲み屋さんが多いのだ。で、ニワトリが先か卵が先なのかはわからないが、お酒が好きな人がまた多く住んでいる。「この人、何の仕事をしている人なんだろう」と謎な感じの人も沢山居て、そういう人達が店のどこかしらにお客さんで居るのだが、朝から普通に仕事をしているサラリーマンも、高円寺在住の人は平日から遅くまで飲んで酔っ払っていたりする。
今日はトランペットの辰巳くんとリハーサルの後で、軽く打ち合わせをかねてちょこっと店に行こうということになったのだが、たつみっちも高円寺の飲み屋さんで、相当なお金を使っている一人で、話を聞いていると朝まで開いている店どころか朝から開く飲み屋さんまで知っていた。
数百メートルの商店街を歩きながら、たつみっちが教えてくれる店は全て焼き鳥屋さん。
「ここは、割と最近出来たとこ」
「で、ここは最近ちょっと味が良くなった」
「あ、この店、割とイケるよ」
「ここも、旨い」
「ここはちょっと狭いねんなー」
なんでそんなに知ってんの。
焼き鳥屋さんを多分全制覇していると思われる。
が、それにしても一つの商店街にこんなに焼き鳥屋さんってあるものなんだろうか。この商店街をお互いそれぞれ通っていたが、私が目に入るのはカフェとパン屋さんだった。以前から私は高円寺ぐらい大きな街だったら、もっと可愛い雑貨屋さんやケーキ屋さんがあってもいいのになと思っていたが、そういう店は入る余地無し。今日はいかに高円寺が焼き鳥屋さんの多い街なのかがよくわかったのだ。
全国の焼き鳥とお酒の消費量って統計が出ているんだろうか。
ジモティ、毎日遅くまで飲み過ぎ。
社会人の割に明日のことをあまり考えずに飲み過ぎ。
高円寺は間違いなく全国のベスト3に入る”沿線の街”だと、今日は確信したのであった。


投稿日:2009年04月01日

2009年04月01日

エイプリルフール。
外国では、新聞やテレビなどで嘘のニュースを放送したりもするらしく、騙される人も結構居るみたいなのだ。
有名なのは空飛ぶペンギンのニュースだろうか。空を飛ぶペンギンの撮影に成功したというニュースで、数百のペンギンが空をビュ〜ンと飛んで行く映像は圧巻だ。ペンギンが渡り鳥になったのだ。そのまま飛んで飛んで飛んで・・・南の島に行っちゃったのだ。
スイスでスパゲティが大豊作というニュースは、木からスパゲティがぶら下がっている映像で、スパゲティの木を自分も育てたいという問い合わせが殺到したらしいし、テレビがまだ白黒放送だった頃には、ストッキングをテレビに被せることでカラー映像になるという嘘ニュースを流したのだそうだ。
全部、ゆっくり考えるとジョークだとわかるものばかりだが、私は騙されるクチだ。ニュースでエイプリルフールの嘘ニュースの紹介を見ている時に、「え!ほんと?」と早速騙されて釘付けになっていた。
よ〜し。
私も誰かを騙してやるぞ。
出来るだけ凝った嘘で驚かせたらいいな。
うーん。うーん。
・・・・。
・・・・・・。
<はっ・・>
<今、何時?>
今年、私のエイプリルフールは、誰にどんな嘘をつこうかといろいろ策を練って、アイデアを考えているうちに眠くなって寝てしまったことが大きなロスとなり、夜に居眠りをしたただの日で終わったのであった。