投稿日:2013年09月03日

2013年09月03日

昨夜、「よし、やっぱり行こう!」と急遽予約をして、今日から一泊山中湖にダンボと車で出掛けることにしたのだ。

父はまだ集中治療室、私も肺と血液の病気の2つの検査が続いていて、更にダンボも病院通い。本当は全部、気持ち的に晴れてから出掛けられるのが一番よかったが、そんなベストな状況なんてもうこの先ないのではないかと思うようになり、昨夜遅くに「よし、行こうか」とポチっと予約ボタンを押したのだった。

車があるってこんな選択肢が持てるってことかぁ。

フラっと犬を連れて一人旅が出来ちゃうのだ。

素晴らしい。

チェックインの時間に合わせて家を出る。2時間弱で着く予定で、伊豆、箱根、八ヶ岳、那須、千葉、長野といろいろ候補があった中から一番車で近場の山中湖。B#の4枚目のアルバムのレコーディングで行ったのが最初であれから今日が2回目になる。

ダンボを横に乗せて永福下りの乗り場まで10分ちょっと。すぐに高速に乗れた。首都高から中央高速に進み・・・お天気もよくて八王子を越えると運転も慣れてきた。相模湖の辺りまで来ると山が急に迫って来て道路もカーブやトンネルが増えて来る。談合坂のサービスエリアで一旦休憩をした。

大月ジャンクションで河口湖方面に分岐して進む。

ここまで来ると高原の道路の感じがする。緑が多くて見通しのいい緩やかなカーブの道が続く。富士急ハイランドが見えたら河口湖。そこからは東富士五道路へ。東富士五湖道路にまで来ると富士山の麓で道は完全に雰囲気が変わる。なんて走りやすい気持ちのいい道路だろうと思っていたら激しい雨が降ってきた。

山中湖到着。

インターを降りたらすぐに旅気分を味わえる景色に変わった。

湖畔には宿や飲食店、大学のセミナーハウスや会社の保養所などが密集していて、湖にはスワンボートがたくさん浮かんでいた。

湖畔を走って6番のプレートが見えたら右折をして山の中を上がって行く。今日お世話になるペンション、ラムールノアさんに3時半頃に迷わずに到着した。

ペットホテルは2回目になるのだが、ダンボがベッドの上に上がりたがる犬なので、「お布団に上がってもいい」ホテルがなるべく希望なのだが、そういうホテルは割と少ない。ペット同伴歓迎と言っていても、規則が厳しくてくつろげないホテルもあるらしい。ちょびっと緊張をしてダンボとフロントに向かった。

今日の宿泊は一人旅のお客さんが4組もあるのだそうだ。

館内の説明を受けたあとダンボとお部屋に案内してもらう。

館主さんも親切な方で、ベッドの上もOK、館内もリードをつけないと行けない場所は限られていて、のびのびワンコが過ごせそうでよかった。

「ダンボ、着いたよ〜」

実家に一緒に帰ったりしたことでダンボも旅慣れしてきたのか、意外にも順応性高く、早速ベッドの上に乗って家でしているようなくつろぎモードに入っていた。

<わたしたち、旅行に来たのねぇえええ>

なんか嬉しい。

旅って日々の荷物を簡単にリセットしてくれる。

あんなにブルーだった父や自分や犬の病気のモヤモヤを”一旦忘れる”モードにすぐにしてくれる。なんだろう、このすがすがしさは!

宿に夕食はついていないので、ペンションのマスターに教えてもらったお店の中から犬を連れて行けるシチューのお店に行くことにした。

雨はまだ降っているがそれも景色に深みを与えてくれている。

9月に入ったからなのか、それともこちらの気温が低いだけなのか、外は秋の空気が感じられた。

シチューのお店を出たら、湖を一周して宿に戻る。

ワンちゃんのプレイルームがあり、そこで宿泊のお客さんや宿のマスター、ワンちゃん達となんでもない時間をまったり10時を過ぎるまで過ごした。ダンボはやっぱりワンちゃん達の輪から離れたところで<友達なんていらない>と意固地になっていたが、それでもそれなりにその場に居た様子だった。

妹からのメールで父の呼吸器が外れたことを知った。

いろんなことはなるようにしかならない。

なるようにしかならないことはあれこれ考えてもしょうがない。

そう頭ではわかっていても気持ちが晴れ渡ることはなかった。

旅って必要だなぁ。

少なくとも私にとっては。

ダンボと一緒に来れたこともとてもよかった。

秋が深まる頃にまたこんな風にまた1泊旅が出来たらいいな。

山中湖に来たことで大きな深呼吸を味わえた。


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