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投稿日:2014年08月27日

2014年08月27日

車を運転している時、道路の先に何かが落ちていると緊張する。

生き物がはねられて死んでいるのかもしれない。

そう思うと一気にどんよりする。

見ないように通り過ぎよう・・・と思うのだが直前にやっぱり確認をしてしまう。

すると。

それはゴミ袋であったり、ダンボールであったり、何故かしら洋服だったりと「物」であることがほとんどで、ホッとするのだった。

でも、布団が落ちていたりする。

廃品回収の荷台から落ちたのかしら。

タオルの場合、最近サイドミラーにタオルをかけて乾かしながら運転をしているトラックを見ることがあるので、そのタオルを落としたのかもしれない。

が、この数日で2回男性の革靴が片方落ちているのを見ている。

割と状態のいいもの。

一回は道路のはじっこにコロンと落ちていて、一回は追い越し車線側にコロンと落ちていた。最初遠目で確認をした時には「カラスが死んでいる!」とやっぱりどんよりした気分になったが、いずれも綺麗な革靴だったのでホっとしたものの、ゴミではなさそうだし、もしかして結婚式かなにかで履く用に家から車に積んで来たのかしら?などなど想像をしてみるのだが、どっちにしても片方なくしてしまったらきっと困るのである。

それにしてもなんで車から落ちるのでしょうか。

私は、落とし物やなくしものがとっても多い方なのだが、車の開け閉めの際に物を落としてなくしたことはあっても走行中に落としたことはないので不思議なのである。

道には謎なものが落ちている。

”わたしを捨てて行ったな〜〜〜〜〜”

お迎えには来てもらえないであろうその”物”達は、コロンと転がって恨めしそうにそのあとにやって来る車達をドッキリさせる。

現代の怪談なのである。