月別アーカイブ : 2010年4月

投稿日:2010年04月30日

2010年04月30日

関西の友人、Yちゃんがゴールデンウィークの間に東京に遊びに来ているので、久しぶりに会うことになった。
今日の待ち合わせは神楽坂。神楽坂は、少し京都の祇園の感じにも似ていて路地を入った所に美味しい店があったりする密かなグルメエリアなのだ。普段は友達とランチをするという機会もなかなかないので、今日はYちゃんを誘ってガレットのお店に行った。
Yちゃんは今韓流ドラマにハマっているらしい。俳優さんの名前を何人か教えてくれたが、どの人も私は知らない人ばかり。昨日はその韓流スターのイベントが横浜アリーナであったらしい。今はレンタル店も韓流ドラマのコーナーがえらく拡大されたなぁと思っていたが、そんなに集客があるだなんて・・・。以前、お世話になっているヨン様ファンのご婦人に「冬のソナタ」を勧められてテレビで再放送を見てみたが、私には「なんで、そこで素直にならないのか!」「あぁ、そんな態度を取っちゃだめ!」と、どんどん話が遠回りになっていくのが耐えられなかった。韓流ドラマはどうも私にはストレスになるのだが、昔流行った「赤いシリーズ」と似た空気が懐かしい人も居るみたいで、Yちゃんも「赤いシリーズとなんとなく似ているんですよ」と言っていたのだ。
ガレットのお店を出たあとは、坂を下って有名な甘味処の紀の善に入る。京都に行って八つ橋を買ったというのと同じで、神楽坂に行ったら紀の善であんみつを食べたというのが定番らしい。Yちゃんも初めての店だったはずだが、私も初めて入る店、まぁでもそんなものかもしれない。
その後、場所を移して吉祥寺まで電車に乗って行き雑貨店巡りをした。
思ったのだが、私は吉祥寺なら案内したいところがわんさかあるということだった。雑貨屋さんにパン屋さん、美味しいお店にケーキ店も紹介したい店が数軒あるので、その日一日を吉祥寺で過ごしたとしても私としては紹介しきれない。
うむむむむーーー。
ランチに甘いものに雑貨屋さん巡り。
お互い、まさか今も独身だなんて思わなかったわよね〜なんて言いながら、たくさん話し、たくさん笑った。女友達には女友達にしかわからないあ、うんのエネルギー交換みたいなものがあるのかもしれない。
いろいろあるけれど、私も頑張るよ。
また会おうね。
東京の街は自転車も気持ちがいい。今度はレンタサイクルを借りて、街を一緒に走りたいなと思った。


投稿日:2010年04月29日

2010年04月29日

最近、雨具が安くてお洒落なものになってきた。
レインブーツは晴れの日にも履いている人を見かけるぐらいで、かつて「長靴」と呼んで意地でも履かずに頑張って出かけた私の子供時代とは様子もかわったのだ。
傘も一時はビニール傘がかなりの割合を占めていたのが、今はカラフルなお洒落な柄の物が街では増えた。ビニール傘が流行った時は、その安さにみんなが飛びついたものだったが、可愛くて安い傘が並ぶようになり、今度は消費者達はそちらに流れたといった感じだ。
レインコートも、レインポンチョなるものがあったり、形もデザインも豊富になった。
レインハットだけがあまり見なくなったが、これはレインコートのフードが強化されたせいかもしれない。
雨の日はジメっとしているし、荷物が増えるだけでなんとなく憂鬱になる。雨具だけでもちょっとふんぱつして、とっておきの可愛いものに揃えると気分が少しは晴れるかもしれないなと思う。
変わりどころとしては、犬用のお散歩傘なんていうのもあって、リードの先に傘がついている形になっていたり、あとは晴れ雨兼用傘や強い雨風にも負けない16本骨の傘も今は多く出回るようになった。骨が多い傘は私にはちょっと重たかったが、さすがにしっかりした作りだったのだ。
ビニール傘より色とりどりの傘の花が咲く方が街が明るくなる。
でもやっぱり晴れの日の方が街が明るい。
ゴールデンウィークは傘要らずの週にしたいのだ。


投稿日:2010年04月28日

2010年04月28日

電車を降りて改札に向かって歩いていたら、前方に自分の持っている服と同じ洋服の女性を見かけた。
少し前にも、同じことがあったのだ。思い起こせば「同じ服」はいずれも沿線のデパートで買ったもの。近いエリアに住んでいれば買い物のエリアも似たものになるだろうし、それに店頭には数着品物が置いてあるわけなので、同じ洋服を着ている人に会ったって別におかしくはないのだ。
だが同じ服の人を見ると、嬉しいというより残念な気分になる。何故なんだろう。<もう、あの服着れなくなっちゃったわ>少なくともこの沿線に乗る時には着るのは控えようという気持ちが芽生えている。そして今日はあの服を着ていなくてよかったわと、不幸中の幸いのような思いにかられるのであった。
いいじゃない。
走って行って、ポンと肩を叩いて「はじめまして!私同じ服を持ってるんですよ〜。好みが似てるかもしれませんね」と言ったって。自分の同じような嗜好の人に会えるだなんて、友達になったらうんとツーカーの仲の大親友になれるかもしれないではないか。
しかし・・・・・、
恐らくそうしたところで相手の女性は引くのだろう。
方や、店では店員さんに「私もおそろいのを持ってるんですよぉ〜」と品物を勧められる。店の中では同じ服は親しみがあり、「店員さんが着ていて可愛かった」から同じのを買う人だって居る。なのに、地下鉄で隣に座った女性が同じのを着ていたらぎょ!っとする。その隣に座った女性はいつか店で見た店員さんなのかもしれないのだが、知らない人とのお揃いはなんか気まずいという不思議な心理が働く。
同じ服の女性は、私の視線に気づかずに去って行った。
そして。もしかしたらそのまた後ろで、今日着ている私の服を見て「あら、やだ」と思っていたかもしれない。
「オークションで安くゲットしたわ〜」と、着てきた洋服を見て「あら、これ私が売った服じゃない?」と、驚いている人が立っているかもしれない電車の中なのである。


投稿日:2010年04月27日

2010年04月27日

ゴールデンウィークの人気の行楽の一つが潮干狩りなのだそうだ。
春のレジャーと言えばやはり潮干狩りだろう。カリカリと砂を掘ると誰でも面白いように採れるらしいので、大人から子供までが一緒に楽しい気分を味わえるのだ。アウトドアが好きな一家だったら、そのあと採った貝を使ってバーベキューをやったりして、自給自足的な楽しみも加わる。ゴールデンウィークはいい陽気になることが多いから、こういうお出かけはきっと子供達にとってもいい思い出になるだろうなぁと思うのだ。
しかし、普段は潮干狩りなんてやったことのない人達がその日に行っていきなり貝がたくさん採れるとは・・・。潮干狩りは素晴らしい。大抵のことは、事前に何かしら鍛えたり、知識を学んだり、練習をしないと「楽しむ」までにはなかなか至らないことが多いのだが、潮干狩りはいきなり行ってちょこっと頑張ったら、全員に結果が出る。こんなことは、人生ではそうそうないことなのだ。
私はまだ一度も潮干狩りに行ったことがない。我が家はアウトドア一家ではなく、後につき合った彼氏の誰もアウトドア人間は居なかった。おまけに私は貝が嫌いなので、「潮干狩りに行こう!」という選択肢がまず思いつくことはなかった。
しかし、面白い程貝が採れるのであれば・・・・仕事や人生に疲れている時こそ潮干狩りが癒しになるかもしれないなぁとも思う。
一度は行ってみたい潮干狩り。
ミレーの絵画「落ち穂拾い」を見ても、何故か潮干狩りを思い浮かべる私なのである。


投稿日:2010年04月26日

2010年04月26日

ウチの近くは大きな八重桜が何本かあるので、この時期になると満開で綺麗になるのだ。ソメイヨシノとはちょっと違って、色は遠目には少し赤みがかっていて重たそうなおおぶりの花が枝いっぱいについている。
でも風に吹かれて散って行く時はやはり「桜」なのだ。
道路に一杯桜の花びらが散って、そして風に乗って私の家の辺りにも舞っていたが洗濯物にもひっついてきていた。
「あ、花びら」
床にヒラっと落ちた花びらを見つけると、ダンボが口にした。
「落ちたものを拾って私に渡したらオヤツがもらえる法則」で、また得意気に持って来るのかと思ったら、そのままモグモグっと食べてしまった。
春の味は桜の味。
なかなか春らしい陽気がやって来ないが、もう今月も最後の週となった。
春を見ないで今年の桜は散って行ったのだった。


投稿日:2010年04月25日

2010年04月25日

相手に打撃を与える言葉で一番短い単語は「キモい」ではないかと思う。だが私はこの言葉を他人に使うのは好きじゃない。例え生理的に受け付けない誰かのことを指したとしても、言葉自体に悪意があるように思えて、どうも好きになれないのだ。そんな私にも「キモい」で思い出すとあてはまる物があった。
それは田舎の祖母の家で見たマンガの記憶だ。
多分、祖母の家の近所の子供が読み終わったマンガが置いてあったのだと思うが、その中のオカルトマンガが子供心に強烈に恐ろしかった。だいたい祖母の家はうっそうとした木の中にポツンと建っていて、それ自体が気持ち悪かった。トイレは外、お風呂も外にあり、薪でたく五右衛門風呂。裸電球をつけて入るのだが、電気をつけてもなお暗く、ジメっとしていたのだった。
家は小さい土間があり、横に2部屋あるだけの平屋のこれまた小さな家だったのだが、奥の部屋は雨戸がいつも閉まっていて、かつ夏に遊びに行くものだから蚊帳が吊ってあって、一日中日の光がない部屋だったのだ。そしてその蚊帳の部屋に置いてあったマンガが私にとっては衝撃的なオカルトマンガだったのだ。
見なきゃいいのに、恐る恐る読み進めてしまい・・・・。
気分が悪かった。
確か楳図かずおの「へび女」「おろち」などもあったと思う。体に出来た痣が顔になってしゃべり始めるというマンガもあって、出て来る人物の顔が怖かった。というか、これこそ「キモい」の極地だった。
今の子達は「キモい」を連発しているが、まだ甘い。
蚊帳の中で読んだオカルトマンガのなんともいえない後味の悪さ、あれが私にとっては「キモい」の基準になっているのである。


投稿日:2010年04月24日

2010年04月24日

ダンボを自転車に乗せて、ブラっと散歩をしていてそのまま久しぶりに阿佐ヶ谷の南側にある商店街に行ってみた。
ここはパールセンターと言って、阿佐ヶ谷に住む人達が普段の買い物にやって来る商店街で物価も安くいつも活気がある。激安の八百屋さんやお菓子屋さんがあるので、私もこっちに来た時はいつもわんさか買い物をして帰るが、それでも店の入れ替わりは激しい。久しぶりに行ったらたいていどこかが閉店して新しい店舗にかわっているが、歩く人達も気にするようでもなく、忙しい商店街というイメージもある。
自転車を降りてダンボと一緒に商店街散歩をすることにした。夏に一緒に来た時は丁度お祭りでものすごい人だったのだ。あまりの人の多さでダンボも通行人に蹴られてしまい、逃げるように帰って来たのだったが、今日は商店街散歩としては危険もなさそうでよかったのだ。
アーケードを入ってしばらく行くと、左手に好きなパン屋さんがある。ここはマフィン系が美味しい。前を通り過ぎて少し行けば、自転車の数が急に増える。ここは安売りスーパーと八百屋さん、お菓子の激安店が集まっている激安トライアングルエリア。磁石のように自転車が集まってきて、わんさか買い物をして帰るのだが、今日は犬が居るため私は断念。後ろ髪引かれる思いで前を過ぎた。
またしばらく進む。
今度は右手に行列の出来るミートソーススパゲティの店が見えて来た。ここは屋台のような店作りで、メニューもミートソースのスパゲティしかないのだが人気の店で私も2〜3回、食べに来たことがある。システムは立ち食いソバ店のようで食券を買って店員さんに渡して、食べたらすぐに店を出るような所だが、美味しい店だ。向かい側に出来たジャズの流れるコーヒー喫茶も出来た頃はお客さんが全然入っていなかったが、顧客がついたようだ。今日も8割ぐらい席が埋まっていた。
そして次に見えて来るのがパンと洋菓子の店シュガーローゼ。個人的にはここの品物は高いというイメージがある。だがイチゴのロールケーキはすんごく美味しい。中杉通り側にもショーケースを置いていて夜遅くまでやっているので、0時を過ぎても明かりがついている店だ。
そして作家のねじめ正一さんの店、民芸の店ねじめの中を今日も覗いてまた進む。
この時点で2〜3軒、新しい店にかわっている店舗があった。多分、そうだと思うのだが、自分でも前に何の店があったのかが思い出せない。ある意味、風通しのいい商店街とも言える。
駅前に近くなって来ると飲食店が増えて来た。ラーメン店に和食の店、喫茶店に居酒屋に寿司屋・・・・。そして最後にマクドナルドが見えたらそこで駅前に到着、パールセンターの端っこに着いた。
自転車かごで不服そうに座っているダンボ。
<ついて来なけりゃよかったよ>
私の散歩のお供になった時にはこんな顔をして少し怒っている。
商店街は楽しい散歩道。今日の夕飯は何にしようかな?アーケードを出たらもう夕暮れの空にかわっていたのだった。


投稿日:2010年04月23日

2010年04月23日

雨男、雨女という言葉がある。
私は晴れか雨かで言えば、雨女の部類だろう。結構大事な日に雨が降る。B#で活動していた頃は、一年半だったか2年半だったか、ずっとライブは雨続きだったのだ。誰かが雨男か雨女だったか、それともプチ雨男とプチ雨女が集まって強力に雨を呼んだかのどちらかだったと思う。野外でのイベントでも、自分たちのライブの時間になるとザーっと雨が通って行ったりして、最後はお客さんも私達もシャワーでも浴びているような感じになっていたのだ。
雨はシチュエーションによってはいいなと思う時もある。が、ライブの日の雨はあまり好きじゃない。屋内だから天候は関係ないと言っても、ライブの前日は「明日、晴れますように」とお願いして寝る。自分でさえ雨の行き帰りはちょっと気が重たい。ライブに足を運んで下さる方の足が少しでも軽くなるほうがいい。
でも今日は残念ながら、雨。
しかも4月にしては冷たい雨だ。
音楽で今降っている雨をやませることは決して出来ないけれど、今降っている冷たい雨もまたいずれやむ時が来る。降り続ける雨の中でもそこに心を向けることが出来るのが音楽の良さだと思うし、私自身はそこに自分の活動の意味を持っていたいなと思っている。
4月になったら歌いたくなる「4月のノースポール」を今年も歌った。
自分らしくあるってどういうことだろう。
例えば、何か自己嫌悪に陥りそうになった時に、解決方法として自分の悪いところを直して生まれ変わろうとするのではなく、悪い部分を反省しつつもバランスの悪い自分自身のことをあらためて知って、そして自分を嫌いにならずに、気を取り直してつき合うということだと私は思う。それを延々続けることなのだと私は思う。
私の庭のノースポールも、頑張って今咲き誇っている。
私も、自分のことを大事に出来る人になりたいなと思うのだ。


投稿日:2010年04月22日

2010年04月22日

この数年、4月の中旬ぐらいになると左目の上瞼がかゆくなるのだ。
去年までは周期を気にしていなかったが、今年も同じような状態になってようやくこれは「時期」に関係するのではないだろうかと思い始めたのだった。
今年も少し前から上瞼がかゆくなって、同じように赤くただれてそしてそこが腫れていて、これはおそらくしばらくしたらカサカサの皮膚になって、それでだんだん治っていくケースだ。同時に体の皮膚もかゆくなるので、花粉症ではないものの、何かしらのアレルギー反応でかゆみが出ているのだろう。
花粉症もそうだが、目に見えないが体には反応するものが空気中にはたくさんあるのだなぁと思う。目に見えないようにしてあるのは、もしも色や形がそれらにもクッキリ出るようになったら、外出する気がなくなる人が大勢になるから、だからあまり影響を及ぼさないようにと無色の物質にしてあるのではないだろうか。私もそれらが目に見えるようになったら、もう無意識に息を出来ずに変則的な息継ぎを一日じゅうしていなければならなくなりそうだ。
何が私の体に入って、私の体が「NO!」と叫んでいるのかわからないが、とりあえずは何かにやられたことには違いない。
春が来〜た〜春が来〜た〜どこに〜来た〜。
山に来〜た〜里に来〜た〜・・・そして私の目にも来たのであった。


投稿日:2010年04月21日

2010年04月21日

先日、youtubeでリズミックボクシングのエクササイズを見つけてやってみたら、水中ウォーキングを始めた頃と同じぐらい急効果があった。
10分ぐらいのエクササイズを動画を見ながらやってみると、次の日心なしかウエストのあたりが締まった気がしたのだった。
<そんな・・・一日で効果が出るわけがないわよね>
と、気のせいにしていたが数日続けたらそれが気のせいではないことがわかった。体が締まっていたのは本当で、体重も落ちていた。
そんな短時間のエクササイズで体重って落ちるものなのだろうか。
小型犬一匹分の体重が減ると、体が軽くなる。巨漢の人が「痩せて、ようやくしゃがめるようになった」と言っているのを見たことがあるが、これぐらいビッグな人だと子供一人分の体重が減っていたりするのだろう。とにかく体重が減るとそれまでは体の動きがモサモサしていたのが、少し俊敏になって来るのは嬉しいものだ。
ついこの間まで、見たこともなかったエクササイズをやっている私を、またベッドの上でダンボが冷ややかに見ている。
パソコンの画面に向かって、パンチやフックを真面目にやっているのはさぞ謎だとは思うが・・・・。
でも、ダンボちゃん。
私ちょっと痩せたでしょう?
「ダイエットしなければ」とあせるのは人間だけ。
太っても痩せてもどっちでもどうってことのない動物には理解出来ないダイエット運動なのである。