月別アーカイブ : 2011年12月

投稿日:2011年12月31日

2011年12月31日

2011年ももう過ぎようとしていますが、今年は皆様にとってどんな一年だったでしょうか?
今年は大震災が起き、たくさんの方々の命が亡くなり、また日常生活が一変し苦しい状況の中生きるということを強いられた方が未だ多くおられるという厳しい一年でありました。
多くの人が震災をきっかけに、自分自身で物事を考えるということを始められた一方で、都会での暮らしの中では何も変わっていないんじゃないかと感じられる程、相変わらず自分本位な情景も目にしました。
今の日本はおかしいことが沢山あります。
あまりにもいろんなつじつまの合わないことが積み重なって、今や大きくなってしまった歪みは団結した力で以ても修正出来ないことだらけになってしまいました。だけど、やっぱり一人一人が共存の精神で毎日、身の回りの手の届くことから思いやりを持ち、建設的に過ごすことが、少しでも濁ってしまった水を綺麗にしていける一番の手段だと私は考えています。
共に生きる。共に生きているということに私達はもっともっと気づかないといけないのだと思います。少しずつでいいから、あたたかい世の中に変わって行けるよう、出来ることから行動に移して行きたいと思っています。
今年もあたたかい応援を本当にどうもありがとうございました。
来年が皆様にとって、心身共に元気でおだやかな一年でありますように!
どうぞよいお年をお迎え下さい。
そして来年もどうぞよろしくおつきあい下さい!


投稿日:2011年12月21日

2011年12月21日

お待たせ致しました!本日より第二弾「HAPPY NEW YEAR」「忠犬ハチ」配信致しました!iTunesをはじめ、LISMO、レコチョク(着うたフル、着うた)等、ほぼ全てのPC/スマートフォン/モバイル各配信サイトにてダウンロードしてお聴きいただけます。
1. HAPPY NEW YEAR
2. 忠犬ハチ
Music,lyrics,arrangement,programming cho.& all keybords by 吉川みき
立川智也 on bass (M1)
滝山清貴 on drum programming (M1,2)
石井完治 on acoustic guitar (M1)
辰巳光英 on fluegelhorn (M1)
植田博之 on bass (M2)
菅原潤子 on guitar (M2)
mixing engineer : 野口俊和 (M1,2)
ブログも少しずつアップしています。こちらの日付より遡って下さい!


投稿日:2011年12月19日

2011年12月19日

通販で音波ハブラシを購入した。
今人気があると言われているドルツイオン。さすがに人気があるだけに在庫がない店舗が多いみたいで、ようやく見つけた「在庫わずか」の店で購入したのだった。
ところが今日、家に帰ってメールを見ると店からお詫びのメールが届いていた。
在庫わずかとなっていたのは間違いで、実際は在庫がない状況であること、取り寄せになり納期が遅れてしまうのですが、それでもよければご注文を引き続き受けさせていただきます。いかがいたしましょうかという内容だった。
ガッカリ。
音波ハブラシを使うと「歯がツルツルになる」と人に聞いて、ツルツルを楽しみにしていたのだ。注文した時には1〜2日で発送と書いてあったから、今週の半ばにはツルツルを楽しめるんだわとワクワクしていたのだ。
どうしようかしら。
早く欲しいけれど。
来年まで待つのはちょっと我慢がもたないかもしれないし・・・。
でも近所の店で買えば数千円ぐらい値段に差が出るし・・・。
困ったなぁ。
困ったなぁと思ったまま考えていたら、開いたパソコンにまた新着メールのお知らせが。丁度さっき残念なお知らせを受け取った某電気店からのメールだった。
それには「先ほどの在庫がないというお知らせメールが間違いだった」ということ、商品は確保してあり、予定通り明日出荷させていただきますという内容だった。
これで一気に悩み解決。
よかったわぁ。
明後日ぐらいにはツルツル体験が出来るということなのね。
それにしても、担当の人は焦っていたのだろうか。「誤送信」と書くところを「ご送信」とあり、また「ご迷惑をおかけして」が「ご魅惑をおかけして」とあった。
この店、気に入った。
少しでも早く間違いを修正したいという意気込みに逆に誠意を感じた・・・、なーんてこともあるのね。在庫や安値や送料無料といったサービスを越えて、誤字が何より、店の好感度を上げたというめずらしいオチとなったのであった。


投稿日:2011年12月17日

2011年12月17日

東京は人身事故で電車が遅れることが多い。
たくさんの人が電車が動かなくなって困り、また「人身事故で電車が止まった」ことに対して慣れてもいる。
人身事故ってなんだ。
その多くは飛び込み自殺なのだろうが、都内では誰かが飛び込み自殺をすることになんてたいして興味もない。人が電車に飛び込んで死ぬというそんなショッキングなことにさえ、鈍感にならざるを得ないほど頻繁に起きているのだ。
飛び降り自殺で巻き添え死する人だっている。電車での人身事故は他の人達にとっては「迷惑でしかない」出来事で、一つの命が亡くなってなお他人に迷惑がられるという悲しい行為なのだなぁといつも思う。
実家に居た頃、アルバイトの帰りに人身事故を起こした電車にちょうど乗ったことがあった。時刻は11時過ぎだったと思う。次の駅が自分の降りる駅で、一つ手前の「水無瀬」駅を出るところだった。
各停で駅を出たばかりのゆっくりの速度だったのが、ガゴンという鈍い音を立てて止まった。
そのまま何のアドバイスもなく電車は止まった状態で10分程が過ぎて、そのあと救急隊員のような人達がやってきた。若い女の子の声で「おかあさん」と泣き叫ぶ声がしたと思ったら、まもなく電車は何事もなく動き出して次の駅で私は電車を降りたのだった。
二両目の一番前の位置に座っていたから、何が起きたのかは目にはしなかった。
駅についた時に、さっき自分の乗っていた電車で人身事故が起きたんだと思ったら、とても後味が悪かった。さっきまでウトウトといい気分で電車に揺られていたと思ったのに、一気に自分まで暗い気分に覆われた。
人身事故はあれから一向になくなるわけではない。
電車に飛び込むだなんてあり得ないと思っている私も、ホームでふと向こうからやって来る電車に引き込まれそうな感覚になって、何か自分の意思以外のものがそこにあるのかもしれないと怖くなることがある。
師走になると、またこういう事故が多くなる。
足を前に進めた先に終わりがあるのはなんて寂しいことなのだろうか。
自分の死の瞬間を、他人に見せつけて心をえぐる。
こんなに惨いことが、もう長いこと都会の日常の中では当たり前になってしまった。


投稿日:2011年12月13日

2011年12月13日

原付で井の頭通りを走っていたら、バイクに乗ったサンタクロースに追い抜かれた。
バイクのリアキャリーにはピザ店の名前が書いてあり、この時期はサンタクロースの格好で配達をしているのだろう。キャノピーと思われるバイクがブーンと先を行き、そして右折して去って行った。
しかし。
これでいいのか。
チビッコ達はまだクリスマスイブでもないこの時期にサンタを目撃して、何を思うのか。
小学6年生までサンタを信じていた私である。もし今の時代に生まれていたら、小学6年生になるまでにもう「サンタなんてね、本当は居ないのよ」と妙に大人びた子供になっていたかもしれない。恐らく小学2年生ぐらいの時に、バイクに乗ったサンタを見つけて、「なんでサンタさんが井の頭通りに居たの?」「ねぇねぇ、お昼間だったよ」「なんでトナカイに乗っていないの?」「ピザ屋さんの名前が書いてあったんだよ」etc・・・・
素朴な疑問を母親に投げかけて、そうしていい加減「なんで?」「なんで?」となんで攻撃を仕掛けてくる娘のことがうっとおしくなって、大人の常識を私にキツい口調で説明して一気にぶちこわしにするのである。ウチの母の場合きっとそういう風になっていたであろう。
大人の私も、ピザを配達するサンタさんに疑問を抱く。
「なんで、ピザを配達してるの?」
「なんでプレゼントじゃなくてお金取るの?」
「なんでそんなに若いサンタなの?」
サンタさんは大人にサービスをしなくていい。子供に対して目一杯心遣いをしてあげて欲しい。
馬力のないチョリノリでは追いつけるはずもなく、うんと昔サンタさんに夢をもらったあたたかな思い出を込めて、サンタさんが去っていったあとにそう願ったのであった。


投稿日:2011年12月12日

2011年12月12日

スーパーの前にワンコが繋がれていた。
傍を歩いていた女の人が近づいて行くと、シッポを振っていたので飼い主さんなのかなと思っていたら、ただの通りがかりの人だった。
女の人が行くと、ワンちゃんはまた姿勢を戻してお座りをした状態で、スーパーの入り口の方を見つめていた。
割とこういう風景は目にする。
飼い主さんが消えて行った方をずーっと見ている。
他の人じゃなく飼い主さんじゃないとダメなんだろう。
大きなワンちゃんも、ちいちゃなワンちゃんも、目を凝らして健気に待つ姿。私が犬に惹かれる理由の一つなのだと思う。
普段、家の中では冷たいダンボも外に出たらちょこっとコンビニで用事をしている間や図書館に本を返すほんのわずかな時間でも、ずっと私を見ている。少し不安な表情が見えると「可哀想だな」「早く戻らなきゃ」と気持ちが急く。
<私が居てあげなくちゃだめなのかなぁ>
「犬」という生き物は私のおせっかい心に触れる存在だ。
飼い主さんが早く戻ってくるといいね。
健気に待つ、お留守番の犬を見るといつもそう思う。
寒くなってきたよね。
ダンボに早く会いたいな。
ワンちゃんの後ろ姿にチラっと最後に目をやって、帰り道私の心は恋しい気持ちに覆われたのだった。


投稿日:2011年12月11日

2011年12月11日

師走に突入して寒くなりましたがいかがお過ごしですか?皆既月食、ダンボと一緒に見ようと何度もトライしたんですが、犬って空を見上げませんね。下に何か落ちていないか、地面ばかりに気をとられていました^^
さて、年内最後の放送となります、ラジオほっこり洞vol53アップしました。お時間のいい時にまた是非お聴き下さい^^今年トラックダウンを終えた4曲全てお届けします!
「忠犬ハチ」「HAPPY NEW YEAR」は12/21配信開始です。応援どうぞよろしくお願い致します☆
番組はPodcastでもお楽しみいただけます^^


投稿日:2011年12月10日

2011年12月10日

午前中、ひかりtvの勧誘の電話が掛かってきた。
以前からケーブルテレビやBSなど、加入を検討していたのだが、もともとそれほどテレビを長時間観る方ではなかったので特に積極的に調べたりしてはいなかったのだ。
今までにもたまに「やっぱり何かに加入しようかしら」と思い立つ瞬間はあった。それで「そうね、加入してみようかしら」とヤル気になって調べることにする。だが調べているうちに「いまひとつ仕組みがわからないのよねぇ」ということになって、集中力も途切れてきたところで「まぁ、さしあたってどうしても必要ってことでもないし」で終わりにしてきたのだった。
「誰かに強く勧められたら決めたいこと」の一つがこのケーブルテレビやひかりTVなどのオプション系テレビだったのだ。
今日はたまたま、バイオリズム的にリーチが掛かっていたらしい。勧誘の電話と知ると「あっ、今忙しいんです」とあっさり断る私なのだが、「興味あります」という姿勢で勧誘の電話に応えたものだから、若干期待せずに電話を掛けてきた担当の人の方が”えっ!”と驚いていたので面白かった。
しかし。
この人、話が長いのだ。
勧誘の電話ってそうだった。
「それでは、あと2点ほどご説明をさせていただきます」
こっちはあと2つ話を聞いたら解放してもらえると思っているのだが、2つ話を聞いたらそのあとで「それでは、今度は@@について3点ほどご説明をさせていただきます」と話が続く。
あんた!二つ話を聞けばいいってゆうとったやんか。
と、説教をするエネルギーがもったいないので「はぁ」とヤル気のない返事をして言う通りにする。
そうして彼女の話を聞き終えたと思ったら、「それではもう一点だけ、@@についてのご説明が4つほどございます」
ここで気分的には暴れそうになるのだが、”ここまで頑張って話を聞いた”ということを今度は大事にしようと思い、やはりうなだれながら相手のペースに呑まれていく。
もう、でもこれで最後ですからね。
返事の声が小さくなり、不機嫌であることも十分伝わった頃、「それでは永らくのおつきあい申し訳ございませんでした。最後にあと3点だけご説明をさせていただいて、これで全てのご説明は終わりになります」と、電話口の相手が騙された気分でいることを承知のマニュアルがあったことを知り、ようやくこれで最後なんだわということと共に完敗気分を味わうのだった。
2ヶ月間、無料なんだって。
その間に返したら費用はかからないんだって。
で、おそらく私は返すのが面倒臭くなってそのまま加入し続けるのであろう。
ま、いっか。
電話口でのマニュアルは大変うまく出来て居た。
担当の人は棒読みで心がちっとも伝わってこなかったが、マニュアル通りニンジンを目の前にぶら下げられ私という馬は、思ったよりも長距離を走り、そしてひかりTVの思惑通りしっかりとゴールインしたのであった。


投稿日:2011年12月07日

2011年12月07日

少し前から、駅前の更地だった所建設中だったちょっとリッチなスーパー「成城石井」のオープン日。
スーパーやドラッグストアが大好きな私は開店するのをとっても楽しみにしていたのだ。
何が欲しいわけでもないのだが、とりあえず行ってみたい。
入るのはタダなのだ。別に買わなくても入っていいのである。高級と言ったって、百貨店の高級ブランドショップよりうんと身近なのである。ブランドショップみたいに店員さんが白い手袋をして入り口で立っているわけでもない。
今日はマグロの解体ショーがあるらしい。
お刺身は好物でもないが、イベントは大好き。
なんだか盛り上がっているぞ。
開店時刻を外して夕方、店に行ってみたのだった。
すごい。
いつもそんなに人口密度の多さを感じない浜田山駅前なのだが、今日は店から割と離れた道路の角っこに警備員が配置されているではないか。ちょっとした駅前のお祭り状態で交通整理が行われているので、盆踊りにでも出掛けていく気分になったのだ。
やっぱり今日の駅前は人出が多いのだ。
吸い込まれるようにして「成城石井」に入っていく人々の流れに乗って私も入ってみる。
フルーツコーナーで早速「ブルーベリーとラズベリーとブラックベリー」のセットを見つける。ブラックベリーの実物を初めて見た。そのまま通路を進むと鮮魚コーナーがあり、でっかいまぐろがまだ解体されずにデンと置いてあった。
まるで店内はパンダがやってきた上野動物園のよう、ゾロゾロとお客は陳列棚を眺めてはワクワクしている様子が伝わってきており、私を含めみんな「カゴ」は持っているが中身は品物がほぼ入っていない、という状態だった。
港区にあるやはり高級食材スーパーの「ナショナルスーパー」店内では、お客のカゴの中には高級食材がポンポン入れられていたが、一応ややセレブな街と呼ばれているここ浜田山はやはり庶民が住む町なのである。
「あっ、こんにちは!」
お向かいのおじさん発見。
「今日からだから見に来たんだよ〜」
おじさんもカゴに何も入れていなかった。
結局、おやつ数種類を買ったぐらいで店を出たが楽しいひとときだったのだ。
店を出る時、ディズニーの人気アトラクション待ちかと思うほど入り口に入場制限と列が伸びていたのが可笑しかった。
みんなスーパーが好きなのだ。
一体どこから集まってきたのかと不思議に思うほど、今日の浜田山は人で賑わっていた。
高級スーパーはその気になれば陳列してあるものが買える、やはり「美術館」や「博物館」のような存在なのである。


投稿日:2011年12月03日

2011年12月03日

結構長い間目覚まし時計を使っていない。
自然に目が覚めるようになったから要らなくなった・・・というのではなく、携帯の目覚まし機能を使っているからだ。
セットした時間になるとiphoneの「マリンバ」音が鳴る。
「タカタカタカタカタリララン〜」といった短いメロディが流れるのだが、寝起きでも頭の中で音程を取って頭の中の鍵盤がメロディをなぞっていたりする。
そこまで頭が動いているというのに、起きられないのだ。
一度アラームを止めて、セット時刻を10分進めてそれでまた寝る。
ちょびっとだけラッキーな気分に浸れる瞬間だ。
で、また10分経つとマリンバはいきなり音を鳴らすのだ。
「うぅううーーん・・・」
もう起きた方がいいよね。今起きないとあとで困るよね。
普段はここで起きるか、あともう一回だけしつこく時刻を10分先に進めて寝るかのどちらかなのだが、今日は半分寝ながら「マリンバ」アラームをずーっと聞いていたのだった。
起きないといけないけど・・・うるさいなぁ。
繰り返ししぶとくマリンバは鳴り続け・・・。そしてピタっと音は止んだ。
アラームに見捨てられたのは今日が初めてだ。
さんざんうるさかったマリンバが鳴り止み、部屋がシンとなった。
いつも「もう起きた方がいいよ」と私の身体の上に乗って起こしてくれるダンボも知らん顔。
アラームの方が根負けした。
勝ったのに、私は確かに勝ったのに・・・。
なんとも侘しい朝なのであった。