月別アーカイブ : 2012年6月

投稿日:2012年06月28日

2012年06月28日

少し前に買ってあった生地を使ってカーテンを縫った。
カフェカーテン系の簡単なものはたまに縫っていたが、カーテンを自分で縫うのは10年以上ぶりになると思う。どうも私は遮光カーテンがあまり好きになれないみたいなのだ。朝はカーテン越しに光が感じられる方が目覚めた時、すがすがしい。
それに遮光したくなったら雨戸を閉めればいい。と、部屋の南側のカーテンを遮光のものから普通の生地のものに戻そうと思っていたのだった。
カーテンで部屋の印象は変わるのだが、今の家に越してからは割と大胆な色合わせをするようになったと思う。東の窓のカーテンは朱色とオレンジの幾何学模様の鮮やかな色。仕事部屋はこれまた派手な色合わせのストライプ。かつてはお部屋に窓が2つあれば、その2つの窓は同じカーテンで揃えるものだと疑いもしなかったが、今の家では全く違うカーテンを一つの部屋に吊るしている。意外にこれが気に入っていて、今回買った生地は黄緑と水色を使った大柄な模様のものだ。
片方の窓が朱色で、もう片方が黄緑・・・というのはさすがに冒険だったが、個人的にはとても気に入った。これでベッドカバーの色をまたはっきりした色目のものにしたら部屋が明るくなりそうだ。
部屋の中は鮮やかな色が沢山あるけれど、ほっこり落ち着く部屋というのが私の目指すお部屋作り。家で過ごすのが大好きになれるのが一番いい。
黄緑のカーテンにしたら新しい気持ちが沸いて来た。
模様替えは旅と同じような新鮮な風を身体に吹かせてくれるのだ。


投稿日:2012年06月24日

2012年06月24日

少し前まで気に入って使っていた食器用洗剤の「泡ジョイ」シリーズが、もうすっかり店頭から消えてしまった。自分の行動エリアのどのドラッグストアに行っても見かけないので、また「泡」タイプでない液体洗剤に戻ってきたのだ。
一時期、どの店でも置いてあったというのに。
すこ〜しずつ棚のスペースが狭くなっていって、探さないとわからないような隅っこに置かれるようになり・・・。そのうちに置いていない店が出て来て店をはしごするようになり・・・・。
そうしてある時、暫定的に買った液体洗剤の方がその後詰め替えをしながら使われている。本体のポンプ部分に特徴があるので中身は「泡用」のものを買わないと泡になって出て来ないということも知ったのだ。
んもう!
しばらく流し台の下にキープしてあった泡用容器も、もういよいよ捨てたのだ。
そうして今は特にお気に入りの食器洗剤もなく、詰め替えを買う時には、なんとなくいいにおいがしそうな品だったり、色が好みだったりするものを購入している。
ところが、この詰め替え作業の際に、色が好みだった洗剤が実は無色であることに気がついてプチがっかり気分になることがある。今日もそのパターンだったのだ。
「詰め替え」として並んでいた某洗剤。私はかき氷の「イチゴ」色が気に入って購入したのだったが、詰め替えをしたらその洗剤が無色で容器が「かき氷のイチゴ色」なだけだったのだ。
こんな時、キッチンの流しに詰め替えられて気分一新したはずの洗剤本体はと言えば、前に使っていた洗剤の残りとあわさって、無色ではない若干濁った不衛生な色になる。
んがぁああああ。
イチゴ色だったんじゃなかったんかい!!
もっと前は中身が透明で容器だけが色がついているというケースはなかった記憶がある。ここ数年なのだ。私の記憶では。
いい匂いがする洗剤も好き。でも可愛い色がついていることも結構私には重要なのだ。
ちょこっと濁ったニュー食器洗剤で洗い物をする。
今回が初めてのことでないだけになんだか腹が立つ。
容器にだけ色がついていて、中身に色がついていないとちょこっと騙された気分を味わう私なのである。


投稿日:2012年06月22日

2012年06月22日

通販で買った”ちりとりセット”が昨日届いて、今日は譜面台が届いた。
以前は自分で実際に見て、買い物がしたい派だった私も最近は通販での買い物率の方が高くなっている気がする。ここ最近でもプリンターのインクカートリッジや下着からタンスやハンガーラックなどの大物までと買う種類も幅が増えた。ネットでのお買い物はパソコンで見た感じとイメージが違うなどの失敗もあるが、失敗も重ねればだんだん見る目も養われていくので、だいたいは思った通りの買い物が近頃は出来るようになっているんではないだろうか。
特別急ぎのものでなければ、配送の希望時間などは出さずにゆる〜い感じで品物を待っているのだが、我が家は大抵午前中に物が届く。
ぴんぽ〜ん。
チャイムが鳴って品物を受け取ると、自分で買ったものではあるが開ける時は何故かしらプレゼントをもらったようなワクワク気分になってくるので、楽しいのだ。
それにしても。
私にはどうも魔の刻があるらしい。
夜中、寝る前に旅のサイトに行ってみたり大好きな雑貨屋さんのページに行ってみたりと”大好きなホームページ”を眺めていてそのまま「ポチ」っと購入をしてしまうのだ。
朝起きてメールチェックをすると、昨夜ポチっと購入ボタンを押したサイトからの「お買い上げありがとうございます」メールが届いているのを見つける。
確かに私が購入したものなのだが、このとき若干「あ!なんで買っちゃったのかしら」と自分の取った行動が冷静さを欠いたものだったことを実感するのだった。
しょうがない。まぁ、欲しいものだったし。
ちりとりセットは使っていたものが壊れたので、これは文句ない買い物でよかった。
譜面台は以前から買おうと思っていながらずっとそのまま過ごしていて、折りたたみ式のものは未だにどう開いていいのかわからず知恵の輪に苦戦する状態に陥るので、据え置きのしっかりしたタイプのものが欲しく、届いたものもとてもよかったのでこれまた大満足。
さて、明日は何が来るのかしら・・・。
車のサイトにも行っているので、そのうち車が届くことがあるかもしれない。
恐ろしや・・・・。
寝る前にお買い物が出来るサイトに行ってはいけない。
外に出たら持っているだけ使っちゃうタイプの人間は寝る前に通販で買い物をしてしまうことを肝に命じた方がいいのである。


投稿日:2012年06月21日

2012年06月21日

昨日から鉄剤の薬を飲んでいる。
この10年のうち数回貧血で薬を飲んでいたが、今回はヘモグロビンの数値が昨日の検査で7、1。先週からフラフラするなとは思っていたが、こんなにフラフラするのは初めてだ。
お薬ってすぐには効かないんだよなぁ。
唇が紫色になったのも初めて。
アッカンベーをしたら血の気もなく、急激に数値が落ちたこともちょっと気になっているのだ。
来週また病院へ行く。
クラクラフワフワ。
夏になる前に体力を取り戻したいのだ。


投稿日:2012年06月20日

2012年06月20日

代官山に去年お洒落な蔦屋が出来てから、何度か行っている。今日も打ち合わせが終わってまだ早い時間だったので、立ち寄ってみた。
敷地内にはペットショップに自転車屋さん、カメラ屋さんもあるし素敵な輸入玩具のお店もあって、今日はギャラリーでなにかの催しをやっているみたいで、ワインを試飲している人達がたくさん集まっていた。
敷地中央にはレストランがある。平日だというのに席は埋まっていて、オープンテラスも風が気持ち良さそう、なんとなく南の国に旅にきて夜を迎えたような雰囲気が漂っていた。
たまには外食もいいなぁ。
私は夜に外出をすることはほとんどない。仕事帰りにどこかの店に立ち寄るということもないので、夜ご飯を外で食べるということはあまりないのだが、仕事帰りに代官山を通る時は、そういえば夕食を店で楽しんでいる人の姿を多く見ている。
店の前にあるメニューの看板を見てみたら、イタリアン系のメニュー。
う〜ん、一人でイタリアンはちょっと寂しいかも・・・。
一旦はもともとの目的だった本を見に行くことにした。
私がよく行くのは3号棟。旅関係の雑誌が充実しているので、前を通るだけで旅気分が味わえる。それからアート系のコーナーも楽しい。ハっと目を引かれるものがやはりたくさんあって、いつも”こういうものを思いつく人が居るんだなぁ”と美的センスの才能ある人への尊敬が沸いて来るのだ。
今日は文庫本3冊を買って店をあとにした。
またさっきのレストランの前にさしかかった。
真っすぐ帰ろうと思っていたのだが、どうもこのエリアは南の国に旅に来たような感じがするのだ。
一人だけど・・・たまにはレストランでゆっくり食事もいいかなぁ。
私が店に入るともうカウンターも含めて店は満席状態となった。
頼んだものはあとになって思えば、家の冷蔵庫の中でやりくりすれば出来るものと同じもの。
あぁ、でもたまにはこんな夕飯もいいな。
ひと月に一度ぐらい、ゆっくり外食をする日があったってそんなに贅沢なことじゃないか。
時々こんな日を作ろう。
小さなバカンスを日常に作る。
そんな愉しみを持てることこそがきっと大人になったという定義なのだ。


投稿日:2012年06月19日

2012年06月19日

お向かいに住む家のお父さんからあさがおの苗をいただいた。
おじさんは朝顔を種から育てている。
前の年に咲いた朝顔の種を収穫してポット苗で育てているみたいなのだが、気づけばおじさんに苗をもらうのはこれで3年目。
「朝顔の苗、いるかい?」
今年はバイクで帰って来た時に、2階のベランダから声をかけられた。
「あ、欲しいです!」
今年は6ポットもらった。
何色が咲くのかはお楽しみ、というのがまた楽しみなのだ。
ジャックと豆の木のツルみたいに、一晩明けたら思わぬ伸びるつる。6月は雑草も伸びる月。
「来る、来ない、来る、来ない・・・」
はなびらで占うのははなびらをむしるわけだから、可哀想。
何色が咲くか占うのが穏やかでいいね。
朝顔は元気な花。
花自体はほんのひとときでしぼんで終わってしまうけれど、苗は結構頑丈に出来ている。
6つの苗を今年は一つの丸いプランターに植えてみた。
きっと、賑やかになるなぁ。
庭に咲く夏の花火。
私が寝坊をした日は会えないこともありますでしょうが。
どうか貴女が咲くとき、晴れた朝でありますように。


投稿日:2012年06月17日

2012年06月17日

日中、井の頭通りをチョイノリで走っていたら追い越し車線で激しいクラクションの音がした。
タクシーが追い越し車線に強引に割り込んだのに対する、後ろから来た車の”バカヤロークラクション”だったのだが、結構近い所で「プア〜〜ッ」と大きな音を鳴らされるとこっちがドキリとする。
2台の車は一瞬にしてチョイノリを置いて離れて行った。
またチョイノリはトロトロといつもの時速30キロで進む。
と、前方の赤信号でさっき急いでビューンと行った2台が停まっているではないか。
急いでいた割にはチョイノリが追いついちゃったわね。
ところが近くまで行くとなんだか様子が違う。
赤信号のところでどうやら、割り込みをしてきたタクシーの前に乗用車が今度は割り込み、そして乗用車の運転手の男性が道をふさいでタクシーの運転手に文句を言っているようなのだ。
罵声が飛んでいた。暴力沙汰にならなければいいのだが・・・。
それにしても信号が青になっても男性は文句を言っていて2台が道をふさいだ状態になっているので、後続車はエラい迷惑を被っている。
<そんなに熱くなるようなことかしらねぇ>
チョイノリの方が結局早く進んでいるじゃないの。
と、思ったらさっきの2台が車を動かしたらしく私をまた追い抜いて行った。
一件落着、か。
いやいや、そうではなかった。前方の信号が赤になり2台がまたそこで停まったところに追いついたのだが、今度は乗用車の前にタクシーが割り込んで道をふさいでいるではないか。タクシーの運転手の爺さんが車を降りて乗用車の男性に今度は罵声を浴びせかけているのだが、その罵声が冷静でない状況で発しているので大変幼稚な単語を連発するだけで、怖いというよりも子供のケンカのようであった。
すぐそこに・・・交番がありますよ。2人共捕まりますよ。道路を塞いでケンカしていたら・・・。
私もタクシーの運ちゃんに頭に来るようなマナー違反運転にカッカきたことがある。
わざわざ追いかけて車を停めて文句を言うより、ナンバーとタクシー会社をメモしてクレームの電話をすればいいのに・・・。
パリっとした出で立ちのビジネスマンに見えた乗用車の男性。
この人、仕事出来ないんだろうな〜と冷めた目で見ながらチョイノリでまたトロトロと彼らを置いて先へと進んだのであった。


投稿日:2012年06月15日

2012年06月15日

ウッドデッキに出て水やりをしていたら、視界にモゾモゾと動く物が入ってきた。
うわっ。
毛虫だ。
子供の頃は友達もみんな怖がることなく、腕に這わせていたイモムシ毛虫。
今は素手でつまむ勇気もなくなった。
毒々しい身体の色が恐怖をあおるのだ。
本物のガーデナーは虫さんカエルさん達も愛さなければならないらしいが、私には花を枯らしてしまう害虫との区別をつけることが出来ない。芋虫さんには「お庭の葉っぱを食べられても」いいのなら、アブラムシにだって葉っぱを食べる権利はある。”本物のガーデナー”のことが理解できんのだ。
昨日一匹発見したと思ったら、6匹ぐらい発見して倒れそうになった。
あっちへお行きよ。
お願いだから。
毛虫がもぞもぞ。
ゆっくりもぞもぞ。
それを見ていた私も毛虫のように全身の毛が逆立った。
私ももぞもぞ。
抜き足、差し足で部屋の中に隠れたのであった。


投稿日:2012年06月14日

2012年06月14日

高円寺「赤と黒」でマンドリンの宮崎勝之さんと山本ふじこさんとライブをした。
5月に京都であっちゃんとライブをした時に、ある会話から宮崎さんとふじこさんが西宮の高校の同窓かもしれないという話になっていて、その時は宮崎さんご本人が居なかったので直接会うことが出来なかった。
時々、こういう意外なつながりというのがある。
今、出会っている全ての人が何かしらの縁があって出会っているのだと最近は思ってはいるのだが、たまにこうしてあらためて「ご縁ってあるのだなぁ」としみじみ思ったりするのだ。
クラスは一緒でなかったそうで、だからお互い記憶がないらしい。
だが家からふじこさんが、高校の卒業アルバムを持ってきて開いて話をしているうちに共通する思い出の人物などつながるものがいくつも思い出されてきたみたいで、なんだか聞いている方も心が温まったのだ。
「赤と黒」は私がY氏と出会った場所。Y氏と私との出会いもまた話が長くなるようなご縁がご縁を生むつながりがあり、しかもこの店はY氏の中学校の同級生のFさんがやっているお店だ。
出会った人とは、何かしらのやっぱり縁がある。
「はじめまして」と挨拶をした時には決して想像が出来ないご縁が。
普段は「赤と黒」はライブ演奏もないお店。特別な日だけお願いしてライブをさせてもらっている特別なお店だ。
どんな曲を演るかも大事だけれど。
大切な繋がりを奏でる「赤と黒」でまたこれからもポツリポツリとライブがしたいのだ。


投稿日:2012年06月11日

2012年06月11日

紫陽花が綺麗な頃となった。
私がよく乗る京王井の頭線は線路脇に紫陽花がたくさん植えられている。渋谷に着くギリギリまで両脇のあじさいが見送ってくれていて、なんだかなごむ。
私が好きな紫陽花の配色は、紫に近い青と濃い青の花が並んで咲いているところ。青い色同士が並ぶとシックな紫陽花になる。形で好きなのはガクアジサイ。イラストに描かれるようなこんもりした形のアジサイではなく、傘を開いたようなちょっと広がった形のアジサイだ。
梅雨入りをしてから雨の日や天気があまりよくない日は、なんとなくジメっとして過ごしにくいけれど、だけど重たい空色に紫陽花はやっぱり似合っている。何年か前は梅雨入りしてからも夏日が続いて、梅雨らしい梅雨もないまま梅雨が明けた年があったが、あのときの紫陽花は可哀想なぐらい日差しにさらされていてグッタリとしていた。
おひさまが似合わない花って、あまりない。
マイペースっぽくていいね。
紫陽花の持つ温度感が心地いいと感じるようになった。
厚い雲に覆われる一日が好きな人なんて、人でもほとんど居ないと思うけれど。
雨が似合う花。
灰色の重たい空が似合う花。
行ってらっしゃい。
線路脇で今日も見送る。
6月は優しい月だ。