投稿日:2010年03月19日

2010年03月19日

駅前の辺りをバイクで走っていたら、多分配達中の人なんだろう。車道に止めてある車達の車道側を走っている男性を見かけた。
駅前付近の路上は、この辺の店に品物をおろす業者さんが一時的に車を止めるのだ。この人達は大概車を早く出すことに気を取られているので、たまにバイクの存在に気づかず運転席のドアを勢いよく開けられて思わずブレーキをかける、なんてこともある。だからこういうエリアではちょびっとだけビクビクしながら走っているのだ。
今日もその男性の走る様子を気にしながら後ろをバイクで走っていたのだったが・・・・。
<この車かな?>
<違ったか。じゃぁ、この車?>
<んん?ってことはあの車?>
男性は停車中の車をどんどん追い越して、駅前のガードをついに通り越した。
もう車の横の車道を200メートルは走っていると思うのだが・・・・。
まさか。
信号待ちのあとにまた進んで行くと、先の方を男性は走っていた。この人は仕事中の業者さんでも何でもなく、ただのジョギングをしている男性で、結局車道をそのまま渡って消えて行ったのであった。
ジョギングって車道を走ってよかったんだったっけ。
もう最近、横暴自転車に見慣れて来ているので交通ルールがわからなくなってきたのだ。
夜、今度はまた別の大通りをバイクで走っていたら・・・・。
やはり車道をジョギングしている男性を発見した。
何故かしら反射的にそぉ〜〜っと追い抜かしたが、一瞬マラソン大会中かと思ったのだ。自分が白バイに乗って先導しているかのような気分になったが、私のバイクは黄色である。全然違うじゃないか。追い抜かしてしばらくしたら急に騙された気になったのだ。
歩行者天国の時に車道を歩くあの特別な感じが、個人的には密かに楽しかったのに。
今ではいつでも歩行者天国になりつつある日本の道路なのであった。


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