投稿日:2010年05月10日

2010年05月10日

バス停の向かいにある家は、多分手作りで上階を足している家なのだ。
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二階の上に小さいプレハブみたいなミニハウスがあって、バスを待っている時に見上げては「あの三階は何の部屋として使われているんだろう」と気になっていたのだった。結局何の部屋なのか、家の中から行けるような造りになっているのかなど詳しいことはわからないままなのだが、実はこの家は、このミニ三階の上に更なるミニミニ四階があることに最近気づいたのだった。
真正面から見たらミニ四階は見えないのだが、斜め横から見たら上に洗濯物を干すスペースがあるみたいで、晴れた日には洗濯物が干してあった。
見た目はちっとも素敵ではないこの建物だが、なんとなくツリーハウスのようで家人のロマンみたいなものを感じるのだった。ツリーハウスは木の上に作った隠れ家で外国映画でたまに見たりもするが、隠れ家は大人も子供も特に男の子は好きなんじゃないかと思う。この辺りは二階からだと見えないだろうが、三階四階になると新宿の副都心が見える。もしかしたら屋上にお風呂を作って入ったりしているかもしれない。そう思ったらやっぱり楽しそうだ。
学生時代のサークルの先輩の家が、「オヤジが手を加えた家」らしく、「オレの家、オヤジが一階建ての家を二階にしよってん」と言っていた。確かそこは持家でなく賃貸だったと思う。一階の上に二階を作ったのではなく、平屋の家を一階と二階に分けたのだったと思う。勝手に増改築をしてもいいんだろうか?と思ったがその後のことは私も知らないのでどうなったのか、わからない。
別に綺麗じゃなくていい。お洒落じゃなくていい。
隠れ家はワクワクする。
私も南側の庭のところにテントを張って、別荘気分を味わうのもいいなと思うのだ。


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