投稿日:2010年06月13日

2010年06月13日

あじさいが咲く頃となった。
バス通りに出る手前の家の垣根には大きな青いあじさいがこぼれそうに咲いている。私の家にも一昨年あじさいを買ったが、植え替えをサボったせいだと思う。葉っぱは茂っているのに花がとても小さくしか咲いてくれず、しっかりした土に植えてあげないと花もさすがに自分の力だけでは咲くことが出来ないよと不服そうだ。
花の形も大きくわけて、「グー」「チョキ」「パー」がある。
と、個人的に分類している。
あじさいは「グー」だ。チューリップは先が割れているから「チョキ」。ひまわりは手のひらを開いたような花の開き方をするから「パー」。花もジャンケンのように回る。チョキのチューリップが春に咲いて、グーを出したあじさいが次に咲く。
ひまわりが「パー」を出すと、あじさいが「参りました」と言って身を引く。
ひまわりの次はまたチョキを出す花が咲いて・・・それはやっぱり花びらの先が割れているコスモスなのかな?などと考えてみた。
自然はうまく出来ている。
世の中もうまく出来ている。
好きか嫌いかはともかく、似た構造で回っているのだと思う。
五日市街道のガードレール沿いから、あじさい達が青いグーを出していた。
電車のレール沿いにも、あじさい達がグーを出している。
今、花達はグーの季節だ。


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