投稿日:2010年08月17日

2010年08月17日

外出先から帰って来たら、床に裏返ったお皿とフォークが落ちていてダンボの姿が見えなかった。
ほんの2時間ほど家を空けていただけだったのだが・・・・。
私が食べ残していったピザ1/6カットを2枚分、これをダンボは食べてしまったみたいなのだ。椅子に飛び乗ってそのあと机の上に飛び上がったか、身体を伸ばしてピザを取ろうとした時にお皿ごと床に落としてしまったんだろう。だが、ピザはゲットした。ペロリとたいらげて満足をしたんだろう。
でもどうして。
私が帰って来る寸前にこの悪事を働いたとは思えない。そして私が家を出る時まではピザになど興味も何も示してはいなかったではないか。
私が片付け忘れて出て行くのを、そっと見ていたのだ。
<忘れて出ていけ>
<忘れろ>
そして私が出て行ったら彼は心ん中でガッツポーズをした。
そして私が帰って来たら、悪事がバレることを恐れてベッドの下に慌てて隠れたのである。
この状況には何度か遭っている。犬は粗相をしてもその場で叱らないと、あとで叱っても覚えていませんとしつけの本に書いてあるのは嘘だ。うちの犬は少し前にやった悪事のことをちゃんと覚えている。私が帰ってきた時には、私が気づく前に思い出して逃げているということが多いからだ。
よりによって塩分が多いピザを食べてしまうだなんて・・・・。
そして決まってあとでお腹を壊す。君が盗み食いをすると、そのあと病院に連れて行っていっぱいお金を払わなくちゃいけないのだ。
「今日は夕ご飯抜きです。」
私の夕飯後、ダンボはいつものように「今度はボクの番だよ」と可愛い子ぶっておねだりのダンスをしてきた。
「さっき泥棒さん、したでしょう?」
「だから今日はご飯、なし」
<えぇえええ〜〜〜。そうなのぉおお。>
「ピザ食べたじゃない」
<ピザぁああ?>
「だから」
おとなしく引き下がったダンボ。
お前、やっぱりわかっているんだね。
犬の頭は思っているより、うんと賢い。
「犬だからわからないもん」の使い分けまで出来るかなりの器なのだ。


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