投稿日:2007年05月05日

2007年05月05日

ゲルマニウム温浴、初体験をした。
先日、今度ライブを一緒にするsister kayaさんとの打ち合わせの席で、ゲルマニウム温浴について教えてもらったのだ。
腕と足を温浴器につけてジっとしているだけで、エアロビクス3時間分の汗を流すらしい。そしてジっとしているだけで、皮膚を通してゲルマニウムが体に浸透して血液中の酸素が増えるらしい。
”ゲルマニウム”という語感が、何故か子供の頃に買ってもらっていた「科学と学習」の鉱石の付録としか結びつかなかったのが、体が弱っている時にその話を聞くと、”体によいこと”として、急に自分にとって身近なよいことに変わるのだから、おかしなものだ。
石を買うように勧められたりしないだろうか。
高い器具を売りつけられたりしないだろうか。
ちょびっと緊張しながら、F駅前にあるというその店に行ったのだった。
着替えを渡されて、美容院のシャンプー台みたいな所に案内をされる。シャンプー台っぽいそれが温浴器で、椅子に座って腕と足をお湯につける格好になり、姿勢としては机に伏していねむりをしているような感じで頭を前に倒す。これでタイマーをかけてもらって20分、座っているだけという説明を受けた。
「では、始めましょう」
ポコポコポコ・・・。
温浴器に腕と足をつけると音がする。水槽のエアーの音にちょっと似ているのだ。お湯の温度は43度。最初の5分は何の変化もなく、ポコポコの音を聞いてお湯につかっていた。
10分を過ぎた辺りで、いつも重かったまぶたがパチっと開く。血流がよくなっているのがわかり、それがゲルマニウムなのかお湯で血のめぐりがよくなっているのかはわからないが、体には変化が出ていた。
15分、ちょっとのぼせてきた。しかし、この辺りから汗が結構流れ始める。特に首から下の汗が出る。つかっているのは腕と足だけだが、サウナに入っているような汗の流れ方をしている。
20分、終了。実感したのは、汗がたくさん出たことと、顔のむくみが引いたことで、特に目のこわばりが消えたことだった。
家に帰ってきて、しばらくしたらまたまぶたは重くなって元に戻ったが、温浴中は18歳の頃の体の軽さを思い出した位の変化は確かにあったのだ。
駅近くの和菓子屋さんのガラスドアには「ちまき」「かしわ餅」のポップが張ってあった。
5月5日は子供の日。
気分爽快、ゲルマニウム温浴初体験の日だった。


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