投稿日:2011年02月21日

2011年02月21日

小学生の頃、家庭科の授業ではじめて調理したのが「ほうれんそうのバター炒め」だった。常に食い意地が張っていた私は、給食とは別に学校で何か食べられることがひたすら嬉しく、調理をすることより「何か食べられる」ことにウキウキして授業に臨んだのだ。
考えてみればあれが私の初めての「おかずを作る」体験であった。
茎の赤いところも捨てずに調理することにも驚いたし、何よりその授業で私は生まれて初めてほうれんそうのバター炒めなるものを食べたのだった。
「家に帰ったら、復習で作ってみましょう」
先生が言ったとおり、それから数日後家で調理をしたら同じ味のが出来た。
家族に美味しいと言ってもらったら嬉しかった。
今も冷蔵庫にはほうれんそうが入っていることが多い。野菜で一番多く購入しているのがほうれんそうではないかと思う。バター炒めはもちろん、パスタにも使うしシチューやカレーにも放り込む。キッシュもほうれんそうは必ず入れる。ただあまりゆでたりはしない。最初の調理がバター炒めだったので、多分私の中でほうれんそうは「洋」の食材になっているのだろう。
あの日家庭科の授業の2時限たっぷり使っていたっけ。
なんて長時間をかけていたのかしら。
あれから何回このメニューを作ったかなぁ。
今も大好き。5分で作り3分で食べ終わるほうれんそうのバター炒めなのである。


“ 2 件 ”のコメントがあります

  1. ohiro より:

    こんばんはー
    私もほうれん草のバター炒め好きですよ!
    卵も混ぜても美味しいよね。

  2. 吉川みき より:

    ほうれんそうは冷蔵庫の常備野菜になっています!卵入も美味しい!!

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