投稿日:2011年03月23日

2011年03月23日

今日はチャカ・カーンの誕生日なのだそうだ。
チャカ・カーンは大学生の時に先輩に教えてもらった女性シンガーで、私がブラックミュージックに心酔するきっかけとなった偉大なアーティストの一人だ。
一番好きなアルバムは「恋のハプニング」というアルバム。1曲目から3曲目までは曲間も含めこの流れで聴きたいと思わせる3曲で、曲と曲の間も休符という音楽になっているところがすごいと感じる。
当時はこのアルバムの中の曲をコピーして弾けるようになることが、ブラックミュージックが好きな人達のちょっとした夢で、なるほどたくさんの大学生バンドがコピーをしていたが、やはり本物とはあきらかに何かが違う難易度の高い演奏力を思い知らされるのだった。
チャカ・カーンの声はものすごく高い音域に行ってもパンチ力がとにかく絶大で、犬の声帯ほど強い声帯を持っているのではないかと思うほどだ。
このアルバムで特にみんながチャレンジしたのが、6曲目に収録されている「チュニジア」、当時はレコード盤で聴いていたから裏返したB面の一曲目だった。針を落とすととても静かなイントロダクションがあり、めずらしくチャカが柔らかく歌い出すのだが・・・・。
これは嵐の前の静けさというもので。
そのあとはひたすら野人のチャカが豪快に歌いまくる。圧倒される一曲だ。
レコーディングの時にアレンジが気に入らないと殴ったりになることもあったらしく、やはり私にとっては野人のイメージしかないのだが・・・・。チャカ・カーンにも赤ちゃんの頃があったのか。
Dear,Chaka Khan, Happy birthday
野人という言い方は音楽に於いての私のとっておきの褒め言葉です。
これからも豪快に歌を歌い続けて下さい。
遠い国に住むあなたのファンより。


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