投稿日:2011年05月25日

2011年05月25日

狂犬病の予防接種と血液検査でダンボを病院に連れて行った。
ワンちゃんもいろいろ。
病院でも気にせずにくつろいでいる犬も居れば、他のワンちゃんに興味津々の子、飼い主さんが大好きでベッタリなワンちゃん、タイプは様々なのだが、ダンボはとにかく緊張でカチカチにかたまっているのだ。
注射は意外にも「キャン」とも言わずに無反応ですんなり終わるのだが、彼にとっての一番の恐怖は「爪切り」で、病院に来ると必ず爪切りをされるからそのことに怯えているのだった。昔は爪切りの度にウンチをチビっていた。今は私の目の届かないところで爪切りをされているので、チビったかどうかもわからないが、爪切りが終わるとダンボ自体がかなり消耗しているのがわかるので、出来るだけの抵抗はしているのだと思う。
今日は血液検査で少し肝臓の数値が悪くなっていた。ダンボは6歳頃に重度の肝障害になって一時すごく調子が悪かった。その時には数ヶ月間の投薬治療で数値を正常に戻してもらえたが、定期的に検査をしないとやはり何かしらのきっかけでまた肝数値が悪くなる。いつも無邪気な様子だが持病のある犬として注意をして見ていないと行けないなぁと思う。
膝の上でダンボを抱っこしているとジワンとあたたかい。
病院、嫌いだもんね。
でも私も本当はあまり連れて来たくない。公園の散歩の方が私だってそりゃぁいい。
またお薬を飲むことになったね。
でも帰れるよ。
帰ろうね。
病院で見かける犬は幸せな犬達だ。飼えなくなったからと捨てられてしまう犬達もたくさん居て、また十分な運動もなく名前もないままひたすら子供を生ませる為の道具になっている犬達も居る。
注射も爪切りも薬も・・・・。これでまた私のことを少し信用出来ないヤツだと思ったダンボだろうけれど。
この子の命だけは最後までしっかり預かって大事にしたい。
病院から家に一緒に帰る時、ささやかな幸せを感じる。
もう8歳を過ぎた。
いつまで一緒に居てくれるかなぁ。
出来るだけ長く、このあったかい白い子豚と楽しい時間が過ごせますように。


“ 2 件 ”のコメントがあります

  1. cananeco より:

    うんうん。わたしも同じ気持ちです(^^
    うちの子はもう13才くらいだったはず(曖昧)
    結石はあるものの、超元気でおばあちゃんに見えないの。
    だけどなにがあってもおかしくない年齢。
    「大事に幸せにいっしょに。」そういつも思ってます。
    うちの子は病院の前で「行きたくない!」と大暴れ。中でもぷるぷる震えてます。
    力強いから、病院行くたびこちらもグッタリです(笑)

  2. 吉川みき より:

    13才ぐらいになると、より一年を大事に一緒に過ごしたいなと思うようになりますよね。病院は道を多分覚えているみたいで、途中ぐらいですごく暗くなっているのがわかるので少し笑えます。帰る時は早く帰りたい一心で自分からケージに入るのですが、おりこうさんに見えます^^:お互い大好きな宝物と少しでも一緒に長く居られますように!

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