投稿日:2011年07月16日

2011年07月16日

東京へ戻ってそのまま午後からのレッスンに行く。
生徒さんはみんな女の子なのだが、お化粧をしたりファッションをいろいろ考えたりしてお洒落にも気を遣っているんだなぁと感じている。
女の子が「綺麗」「可愛い」「美しい」のは私は大賛成。「下品」な感じは好きじゃない。
なので私も「歌っている時の立ち姿」について割と厳しい。
猫背にならない!
内股になってるよ!
首が前に出てます!
と、チェックをしているのだが・・・・・。
果たして説得力があるのかどうか疑問である。
今日も鏡を見てふと思った。
「立ち姿、美しく!」と指導している自分の格好がいつも「潮干狩り」スタイルっぽいのだ。
これじゃぁ、やっぱり説得力ないよなぁ。
「こっち、アサリいっぱい採れるよ!」
思い切って今日はそう叫んでみようか。
先生の日は私は「先生」と呼ばれている。名字で呼ばれることもほぼないので、もしかしたら私の名前を知らないのかもしれない。
いっぱい壁はあるだろうか、自分のやっていることを「好き」でいられるように、そこを私は一番注意して見ていたい。人間足りないところでなく、いいところを知ってそれを足がかりに頑張る方が、結果伸び率が高くなる。自分のやっていることについて、迷いなく取り組めた時に質の良い成長が出来ると思うからだ。
音楽にだけはずっと真面目に取り組んで来たという自負はある。
だから失敗についても語ろう。
何かのご縁で彼女達の先生になったのだから、これから先にやって来るであろうたくさんの壁を乗り越えていける何か一つでもお守りに出来るものを渡せたらいいなと思って接している。


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