投稿日:2007年01月10日

2007年01月10日

新年を10日過ぎたというのに、バス通りのクリスマスイルミネーションの家は、今日もクリスマス真っ最中なのだ。
メリ〜、クリスマ〜ス!
ひゃっほぅ〜。
二階の壁にサンタがぶら下がり、そこから電飾カーテンが一階へ滑り下りている。ウッドデッキみたいな所にも雪の結晶やら、なんやらいろいろわちゃわちゃとチカチカは派手にやっていて・・・。
道路に面した花壇にはクリスマスツリーがチカチカ。
隣りには1m程の高さを使って、定期的に箱の中からサンタがニョキニョキッと出て「バァ!」とやるという仕掛けサンタ電飾があり・・・・。
足元にはキノコ電飾とチビ雪だるま電飾が、計5つか6つ光っているのだった。
バスの窓から見えるこのチカチカイルミネーションに、あきれているのは私だけではないと思う。バスの乗客達は、信号待ちで丁度その家の前にバスが停まっている間に、一度は目をやってまたもう一度、”あれまー”といった表情で見ている。
多分、家に帰って”今日はこんなすごい家があった話”を家族にする為に、二度目に目をやる時はチカチカアイテムを数えて、どんなものがあったのかを覚えているのである。
一度では覚えきれませんよ。
そんな、あなた。
私は何度この前を通ったと思います?
なんなら私が話しましょうか。
お家に伺って。
ここの家人はどんな人。
私が子供なら、恥ずかしい。
私が旦那なら、「なにがクリスマスじゃ。俺にはようわからん。」と、既にクリスマス前から言っている。
私が奥さんなら、電気代が気になってしょうがない。
私がばあさんなら、明るくて夜も眠れない。
だが私は、ここの家人の誰でもない。
私は前を通って驚く人。3人目か、100人目かの「なんじゃ、これは!」と驚く通行人。
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンにて、有料で乗客を撮った、「キャー!」の瞬間の写真があったが、あの家の中からも、「キャー!」ではないが、あんぐりと口を開けた驚く人の顔写真が、いっぱい撮れるのである。


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