投稿日:2011年09月24日

2011年09月24日

お二階さんが引っ越しをして、このところ内装業者さんが綺麗にしに来ているみたいで、上で作業をしている音がしているのだ。
私は間取り好きなのだ。
小さい頃から日曜日の住宅販売の折り込み広告が大好きだったし、町でふと不動産の賃貸物件が出ているのを見かけたら、間取りを見て楽しんでいる。子供の頃は近くに新しい家が建つと当時は何故か鍵がかかっていなかったので、自由に内見が出来たものだった。
引っ越す予定もないのに、今だってよく寝る前に「ペットと暮らせる物件」を眺めて楽しいなぁと思ってから寝ているのだから、一般人としては「間取り好き」な方だと言える。
その「間取り好き」が、自分の家の真上の間取りを知らないのである。
お二階さんが住んでいた時、私の頭上ではよく犬がおしっこをしたあとに後ろ蹴りをする音がしていたので、私は犬のトイレの下にパソコンを置いて一日を過ごし、そして食事もそこで採っていたと思われる。
真四角の二階建ての住居なので平米数はほぼ同じなのだが、まず玄関の位置と窓の位置が違い、それに換気扇の位置が真逆にあったので、多分此処の間取りとは全然違うんだろう。
見に行こうかしら。
見せてと言えば見せてくれるだろうか、丁度私がすぐに家を出ないと行けなかったりで時間が合わず、また誰も居なくなった時間に「間取りを見るには今がチャンスなんだけどなぁ」とウズウズしてくるのだった。
間取りが好きなだけなんです。
ただ、それだけなんです。
不法侵入で捕まってそう言ったって、刑事さんに「間取り好き」の気持ちなどわかるわけもないだろう。ただ間取りが知りたかったと言ってもそれは何の情状酌量にもならないであろうから、我慢しているのだが・・・・。
次に入居した人とは友達になりたい。
「間取りをちょこっと見せてもらうだけでいいから」
そうお願いをして新しい入居者に断られた挙げ句気味悪がられ・・・・・、
そして
やはり次の入居者の犬も私の頭上でおしっこやウンチをするのである。


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