投稿日:2011年09月27日

2011年09月27日

ダンボと散歩に出た時のこと。
近くの草野球場の駐車場に行く時があるのだが、今日はそっちに行ってみた。
去年からこの駐車場の脇に手作りの花壇が出来て、そこにちょっと草花が植えてあるのだ。
その花壇の草花の一つに赤とんぼが止まっていた。
そしてもう一匹が止まるところを選んでいるようだったので、指を差し出してみたら、私の指に止まった。
無防備に止まっちゃったけど大丈夫?
大きなとんぼに噛まれて痛かった記憶がある。久しぶりにとんぼと接して、今度は噛まれるんじゃないかと怖くなってきた。
う〜ん。
噛む様子はなく、私の指先で前足をこすったりして結構くつろいでいるのが可笑しい。
私が顔を近づけているというのに、あまり驚かないんだね。
とんぼは私の指に止まったまま思ったより長く居るので、逆に私の方が困ってしまった。
もうお散歩の続きに行くね。
ゆっくり指を動かしてとんぼを逃がした。
秋は大好きな季節。
でも私の身近な人達は秋に天国に逝ってしまったので、命日の多い季節でもある。秋になると「今年は誰も居なくなりませんように」と小さくお願いをしている。
赤とんぼは誰かが会いに来てくれたのかなぁ。
ダンボとの散歩道。
トコトコと私のすぐ横を、ダンボは同じ歩幅で歩く。
さぁ、あの角を曲がったらお家だよ。
最近はお留守番が多くてごめんね。
このおだやかな夕暮れが大好きな時間だ。


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