投稿日:2012年01月08日

2012年01月08日

犬猫の里親譲渡会に行った。
何年か前から動物愛護団体ミグノンのホームページに時々やってきていたが、諸事情を考えるとすぐに里親になれるという自信もなく、ほんの僅かながら、動物愛護団体に物資を送ったり毎月心ばかりの寄付をすることが、私に出来ることだった。
一緒に暮らした動物達から、私はたくさんの幸せをもらった。
触れると温かく、一緒にいるだけで寂しい心を癒してもらったことがどれだけ多かっただろうか。
物心ついた時から動物好きだった自分には、動物を虐待するだなんて理解出来ないし絶対に許せない。悲しいニュースを目にする度に怒りが沸き、飼い主の居ない動物達が殺処分されてしまうことがなくなって欲しいと数年前から真剣に考えるようになった。
単身者には譲れないという規則があるところもある。しかしここの譲渡会は単身者でも後見人を立てれば譲渡可能だという。
今のネックは、賃貸の条件がチワワ一匹ということと、ダンボが許してくれるかどうかなのだが、賃貸の条件については交渉可能だということがわかってきた。
ダンボも売れ残りのワンコだった。
<私がなんとかしないと、この子はどうなっちゃうんだろう>
そんな思いにかられた時、どうも冷静さを失って連れて帰ってきてしまう癖がある。そして家に連れて帰ると、恒例のアニマルブルーになって、<どうしよう、無責任な行動をしてしまった>と落ち込むのだ。
譲渡会は毎月第2日曜日と第4土曜日に開催されていて、土日に仕事が入っている私にはお正月休みの今日が唯一の譲渡会に行くチャンスだった。
個別のケージの中にはうさぎが数羽、猫は10匹ぐらい居て、HPの写真から成長して成猫の大きさになっていた。犬は数頭、プードルや柴犬、ミニチュアダックスなども居る。都会では血統書のついた犬でも関係なく捨てられているのだ。
今日はすぐに連れて帰るとは言えなかった。預かりのボランティアさん達がとても優しい人達だったので、少なくとも今日譲渡会にやってきていた動物達は、今仮の家で幸せにしているのだと思うとホっとした。
譲渡会の日に、今日みたいにまた時間が作れたら尋ねてみたい。
自分に責任を持って出来ることを見つけていきたいし、この輪を広げて行きたい。


“ 2 件 ”のコメントがあります

  1. あすりぃ より:

    兄は三毛猫『ひつじ』の里親になりました。もうひとりの兄も“買い手がなかったら殺処分される”と言われていたアメリカンショートヘア『ごるご』を引き取りました。
    人間の都合でモノのように扱われる動物たちがいなくなることを祈るばかりです。
    思うだけじゃなく、みきさんのように行動しなきゃいけませんね(#^.^#)

  2. 吉川みき より:

    お兄さんお二人、実際に里親さんになられたんですね。私もまだ行動は里親にもなれていないし、現時点での出来る範囲でしかないのですが、とにかく続けて行きたいです。動物達はシンプルに生きています。人間のエゴで殺されてしまう動物をとにかく一匹でも減らしていきたいです!

コメントをどうぞ