投稿日:2012年03月21日

2012年03月21日

今日は久しぶりにライブの後一日を空けていたので、京都観光をして実家に戻る予定だ。
今回同行してもらったSさんは、それほど京都に滞在したことがないということで、銀閣寺や哲学の道や京大の辺りを案内するつもりでいたのだ。だが、昨夜の打ち上げで京都人の3人から「おすすめは伏見!」と揃って聞かされた。
え!伏見!?
伏見近辺は全く考えてもいなかったが、「今位の時期の通の京都めぐり」はココがおすすめだということで、昼食の美味しい店まで紹介してもらい、それで私も行ったことのない伏見の酒蔵や寺田屋の辺りに行くことに急遽変更をしたのだった。
ホテルを出て道中、東寺の弘法市に寄る。
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毎月21日は「弘法さん」の日、境内では骨董や古着屋いろんな出店が並んで賑やかな縁日の日なのだ。木細工の昆虫のお店で買おうかかなり迷ったあと、またブラブラとする。器など小物もあるが、古い掛け時計や箪笥などの少し大きなものもある。可愛いアコーディオンを見つけてまた足を止める。また後ろ髪ひかれながらも後にする。
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カブトの横にはキューピー人形。このごった煮な感じが楽しい。
今日は青い空がまぶしいぐらい天気のいい京都だ。
お昼ご飯は、昨日京都人のOちゃんに「絶対に行ってみて!」とおすすめされた「鳥せい本店」へ。東寺から車で20分ぐらいだろうか?もう既に伏見の酒蔵近辺は独特な景観で「通の京都」の中に居たのだ。
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お昼を終えたら酒蔵の辺りをブラっと歩いて疎水の方へ。
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舟に乗れると聞いていたが、今日はお休みの様子。でも屋形船が泊まっていて今後の運行の予定が張ってあった。風情あるエリアだ。
その後、寺田屋へ。
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中は宿泊も出来るらしい。
だから閉館時間が早いのかもしれない。移築されたそうで、当時の建物のままというわけではないそうだが、弾痕があったりちょこっと複雑な館の間取りなども楽しめた。
夜は以前からいつか時間を作って行きたいと思っていた、寺町四条を上がった所にある「キムラすき焼き店」へ。ここは私が20代の頃、キーボード講師をしていた時の生徒さんだったKくんのご実家で当時高校生だったKくんも今は家業を継いでお店を切り盛りしている。店に入ると靴を脱いで階段を上がる。畳の間があってちょっと寺田屋の部屋にもダブる雰囲気のあるレトロな店内だ。
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Kくんにも会えたし、それにすき焼きもとっても美味しかった。
あぁ〜あ。楽しかった。丸一日、京都を満喫した気がする。
Y氏とSさんはこのあと、どこに飲みに行くのかでもう既に解放感あふれる様子だったが、私にはこのあと実家に帰ってしげおっちの「ワシの話」を聞くという大きな苦行が待っているのである。さんざん帰りたくないとブツブツ言いながら2人とは別れて、阪急電車に一人乗った。
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いつからだろう。駅が新しく一つ増えていた。
これが意外と最近のことでなく、もう10年以上前の出来事だったりするから、たまに浦島太郎気分を大いに味わうことになるのだ。
木目調の阪急電車は大好きな電車。
帰ってきたよ。
また懐かしい実家へ。


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