投稿日:2012年09月16日

2012年09月16日

父から電話がかかってきた。
「なんかきとったわ、昨日」
敬老の日のお祝いに送ったチーズケーキのことなのだろう。
「うまかったわ」
おぉっ。今回合格!
父に食べ物を送った場合、美味しかった時は「うまかった」という言葉があるのだが、一度つけ麺を送った回には「あぁいうのはな、若いもんが食べるもんや」「油っぽくてワシらみたいな老人の口には合わへんのや」「しょっぱすぎるねん!」と、エラい酷評をいただいたこともあった。
私が知る限り、全然グルメでもないのだが気難しさはこういうところでも出るので、まぁ今日は合格でよかったのだ。
「今から、ちびんとこに電話して誰か来たらどうやって言うねん」
と、言っていた。
敬老の日は誰かが来てくれるのを待っているのかと思っていたが、しげおっちはゴールデンウィークやお盆の頃にもこうして「誰か来たらどうや」と、「待つ」ことを一切せずに先に電話をしているのであろう。
あんまりない構図だなぁと思いつつ・・。
父に関するお祝いごとは、だからなるべく早めにするようにしている。ケーキも昨日に届けてもらったので、なんでもこういうお祝いごとの場合父には”前夜祭”の感覚でカレンダーを前倒しにすると丁度いいというのがよくわかった。
それにしても毎年やっぱり思うのだ。
敬老の日と体育の日は9月15日と10月10日のままでよかったのではないかと。
今年の敬老の日は、カレンダーを見て今日だと思っていた。明日が振替え休日になったんだと思っていた。私でさえもうアバウトな感じでちゃんと把握が出来ていないのだ。だから15日が敬老の日だと思って楽しみに待っていたおじいちゃんおばあちゃんに加え、今日が敬老の日だと思ってまたまた待ちぼうけの一日となったおじいちゃんおばあちゃんもいるのだと思う。
携帯やパソコンが使えるようになっても、祝日の変換って上手く出来ないものだ。
明日が敬老の日。
しげおっちは知っていたかなぁ。
敬老の日が来る度に違和感を覚える。
敬老の日は9月15日でいいんじゃないかと。
元旦が1月1日ではなくなったのと同じくらい毎年不便に思っている。


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