投稿日:2007年07月24日

2007年07月24日

関東地方の梅雨明けはまだだが、今日は夏の日差しだった。外のまぶしい日差しを目にした時に、「今日から夏だ」と思えたのだ。
蝉がジンジンと鳴いていた。
夏だ。
本当に梅雨は明けていないのかな。
信じられない気持ちで空を見上げてみる。
今日だけの気まぐれ?
虹みたいにまたフっと居なくなってしまうの?
ねぇ。
行かないでよ。
あなたが来てくれたらとても嬉しかったから。
どこに遊びに行く予定もないけれど、
嬉しかったから。
また、居なくなるのかな。
どうなるのかな。
心を半開きにして夏を眺めている。
そぉっと捕まえようとした虫のように。
そぉっと大事に、
私には決められないことだけど。
ここに居てよ。
そぉっと見ていたら、いつかの虫は逃げなかった。
だから、同じように
そぉっと見ていればいいのかもしれない。
驚かさないように。
そぉっとね。
<まだ、居るみたい>
<シーっ。静かにしてて>
「夏」を見ていた日だった。


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