投稿日:2013年08月15日

2013年08月15日

今日は大学の軽音楽部の同窓会ライブ。

去年、FACEBOOKで佛大軽音楽部のコミュを先輩が立ち上げて下さったのだが、懐かしい先輩や後輩と繋がれたことだけでなく、当時の合宿写真や思い出話がアップされる度に楽しかった学生生活のことがいろいろと思い出されてきたのだ。

今の私の音楽の基礎はあの大学生活の4年間にある。

卒業してから時間が経てば経つほど、それを実感していた。

少なくとも私の人生の選択肢を今に向かわせたのは、あの大学生活の全てだった。

たくさん学んでたくさん影響を受けた貴重な宝物の時間だったと、もうみんなに会えなくなってからあの頃のことを愛おしく抱きしめるようになった。

先輩に会いたいなぁ。

一回生の頃、三回生や四回生の先輩は、それこそ『神』な感じで一緒の部屋に居るだけでものすごく緊張して普通の会話なんて出来なかったのだ。とにかくまぶしくて憧れそのものだった。

合宿、楽しかったなぁ。

春休みと夏休みには数日間の合宿があって、民宿や合宿所の普通の部屋が練習スタジオになって朝から晩まで各バンドが練習をしていた。合宿の間にカップルが出来てちょっとしたニュースになったり、それから合宿の最終日には各バンドが演奏をする打ち上げ演奏会で盛り上がったものだった。

当時の部員のほとんどは音楽とは関係のない仕事に就いたが、でもメールアドレスは音楽好きなんだなぁと笑ってしまうような綴りだったり、FACEBOOKや何かのページでも楽器を載せていたりとやっぱり音楽が好きなことには何ら変わりがなくて、いつかまた合宿みたいな演奏の場で同窓会が出来たらいいなと思っていたのだった。

在学中は旗を降って前を歩くタイプじゃなかった。

それどころか、部費の滞納をしたり、”仕事をしない!”と部長に怒られていた。みんなが集まる会では自分の意見さえうまくまとめることも出来ずに、「吉川は意見ないんか」と期待もされなかった。

そんな私だったが、今回一念発起して幹事として会を開催することにした。

佛大なので住職さんにとっては、お盆の開催は参加が出来ないとわかってはいたが、とりあえず今年やらないと後悔するような気がしてならなかったので、次回は誰かがまた気が向いたら開催してくれると期待して今年決行することにしたのだった。

会えなかった人ももちろんたくさん居るが、もう会えないと思っていた先輩、同回、後輩の人達とたくさん会えた。やっぱり先輩はまぶしくて緊張してあこがれのままだったし、同回は気の置けない仲間だったし、後輩はいつまで経っても10代の子を見ている感覚になってしまう。なんか嬉しくて涙が出そうだった。

もうどこへ行っても「最年長」となった私だ。

「ヨシカワ」に戻れて、なんだかとても幸せだった。

あの頃があって今がある。

私の人生にとってなくてはならない4年間だった。


コメントをどうぞ