投稿日:2014年06月21日

2014年06月21日

今朝の採血で血小板とヘモグロビンの数値がまた輸血レベルに下がっていた。

血小板は2万まで下がっていたので、明日輸血を受けることになった。

今回の入院で、各科の申し送り機能がよくないとわかってから、血液内科で受けていた治療の流れを呼吸器外科でも把握してもらおうと、今朝の採血も当初は予定になかったのを、そろそろ血小板が減ってきている頃だから一度確認して欲しいと頼んでしてもらったのだ。

結果はやはり今日のタイミングでの採血で正解だった。

治療に物申すつもりはないが、血小板は下がり始めると一気に下がる。遠慮して言えなかったことで、脳内出血を起こして死んでしまったら私はきっと邪悪な霊となってその後何百年も病院に棲みつくだろう。

そんな歪んだ道を、私だって選びたくはないのである。

はぁーあ。

「私は身体だけは元気でねぇ」

と、93歳ぐらいでまだ庭仕事が趣味だったり、お買い物に出かけているような「マイペース元気婆さん」になりたかった。DNAあみだくじでうまいこと行けば、家系的にはそれも掴めるはずだったのだが。

午後、叔母が訪ねてくれた。

そのあとで。

今日は久々にダンボとの再会が出来た。

もちろん病室に犬は連れては来られない。だが、車で病院の駐車場にやって来てそこに私が会いに行ければ、ダンボと会えるんじゃないかという友人の提案で、「そうか!そんなことが出来るのか!」と気づき、嬉しい嬉しい再会を果たすことが出来たのだった。

「ダンボちゃーん!」

車に乗せられたダンボと再会した時、珍しくダンボは「あっ‼」という顔をした。そして私の予想に反して興奮して喜んでくれた。

気まぐれネコみたいなダンボが犬みたいに接してくれるだなんて。

「ダンボちゃん、元気だった?」

まぁ…5分ぐらいすると私への興味もなくし、よそよそしくなり、私と居るより早く家に帰りたいモードになっていたが、それでもとっても私は嬉しかった。

昨日泣いたカラスが、もう笑ろた。

悲しくて仕方なかった次の日に、心から嬉しくなることは、また出来る。

そうして、つないで、つないで、行こう。


“ 8 件 ”のコメントがあります

  1. あすりぃ より:

    治療に物申していいと思います!
    何よりも一番みきさんの身体が大事です!
    患者さんに言わせるなんて、医療従事者として失格だと思います!
    と、最近のみきさんの状況を考えると病院への怒りが沸騰します!

    私はずっとずっとみきさんの歌に、言葉に、笑顔に励まされてきました。
    今も、本当ならみきさんを励まさなきゃいけないのに、やっぱり前向きなみきさんに励まされています。
    今とても、みきさんに会いたいです。
    うまく言葉にできないけれど…みきさんが頑張っているから、私も頑張るね!

  2. げんさん より:

    「自分の事は自分が一番よくわかっている」という事をよく耳にしますが、現実にはなかなか難しいことも多いと思います。しかしながら、今回のみきさんの判断はナイスでしたね。思っている事・感じている事を遠慮せず、堂々と言うのはなかなか勇気のいることだと思います。     話は変わってダンボに会えて良かったですね。欲を言えばおうちで一緒に過ごせるようになることが一番なのは言うまでもない事ですが。みきさん、与えられた状況の中で喜び探しを忘れないで下さいね。病状の進退で一喜一憂されることは当然だと思いますが、「笑う門には福来る」を信じましょうよ。

  3. Y より:

    吉川さんの笑顔とユーモアに、私も力をいただいています。
    どうもありがとうございます。
    私も複数の科をまたいでますが、やっぱりそれぞれの症状はそれぞれの科でって感じですね。最初はそれにびっくりしましたけど、じゃあ自分がうるさい患者になるしかないわって思って。いつもノートに質問事項をたくさん書いておいて、先生や看護士さんをつかまえては、いろいろ治療について聞きまくっています。ときには演技で涙も交えながら(笑)。不安だから聞きたいんですーって言うと、どの先生も嫌とは言わないですよ〜。
    ところで、今夜最前線治療についてのテレビ番組があるみたいです。
    もし、テレビが見れる環境でしたら、ご参考までに。医学は日々どんどん進んでるらしいですよ! 

    http://www.tbs.co.jp/mirai-isan/backnumber/14.html

  4. 吉川 みき より:

    あすりぃちゃん
    少し弱っていたなぁと思いますσ^_^;もし気持ちが元気だったら、というかいつもの私ならシクシク泣く前に、ガツーンと言っていますもん!あのあと、また行き違いがあっていよいよ病院を変わった方がいいかもという気持ちも出てきたんですが、婦長さんを通じて先生間の申し送りを今一度見直してもらえるようにとお話をさせていただきました。感情に覆われておしまいじゃなくて冷静に意見として伝えるって大事ですね^ ^

  5. 吉川 みき より:

    げんさん
    本当は自分の病気も自分で治せたら一番なんですけれどねσ^_^;でも気功をやったりして身体の細胞を元気にする練習を少ししています!ダンボに会えて嬉しかったです*\(^o^)/*もうすぐ退院できそうなので、またダンボが手の届く距離に居てくれるのが楽しみです^ ^笑って過ごす時間、意識して増やして行きます!

  6. 吉川 みき より:

    Yさん
    すご〜い*\(^o^)/*戸惑っても、仕切り直してちゃんとメモして先生に冷静に接せられるの、私も次に弱ったら思い出してなるべく立ち直りを早くします^ ^医学はほんと日々進歩していますよね。今日のテレビ、私も見てみます。心細くなったり、まだ頑張れる!と思ったり、日々まだまだブレずに過ごすことは相変わらず難しいんですがσ^_^;元気出していきます。Yさんも引き続きご自愛下さいね^ ^

  7. MOMO より:

    みきさん、患者として、先生にこんなこと言ったり、聞いたりしたら失礼(?)かな・・・とか思う必要ないと思います。 だって、自分の身体、自分の命なんですから、ガンガン言っていいと思います。
    そして、体調の変化は自分が一番わかりますもんね。
    私も義父の入院で、病院での一入院一受診?とかいうちょっと面倒な決まりがあることを知ったりして、融通が利かないな・・とか不満が山盛りです。
    思ったり感じたりしたことをつっこまないと、なかなか丁寧に説明してくれないこと多いです。

    みきさんも、ダンボちゃんと短時間でも会えて、元気になってよかったですね♪

    無理せず、ちょっとずつ元気になってくださいね。 

  8. 吉川 みき より:

    MOMOさん、
    そうなんです。突っ込んで聞かないと詳しいことがわからないままだったりします。少し前はなんだか弱気になっていて、そういうことも思いつけなかったんですが、今はモードも戻って質問もしっかり出来るようになりました。お年寄りはその辺やっぱり遠慮がちで我慢される傾向にあるんですよね。もうちょっと説明やいろんな手続きの方法が患者さんに優しいものになってもらいたいです!

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