投稿日:2007年09月17日

2007年09月17日

今日は来月の西川峰子さんのライブ用譜面のコピーと発送があったので、会社に連れて行ってもらった。
会社は乃木坂、六本木駅から徒歩5分ぐらいのところにある3階建ての洋風の一軒家。会社に着いた時は丁度西日が射す頃だった。
「あれ、開かない」
Y氏に鍵を開けてもらっているのを待っていたが、なんだか苦戦している様子。
ガチャガチャ。
こんな時、鍵を開けているのが私であれば、その場に一緒に居る人が「貸してみて!」と言って選手交代をすると開くパターンなのだが、この場合は私が代わっても開かないのだろう。
なので、後ろでただ眺めていたのであった。
ガチャガチャ。
「うーーん、開かないな」
こんな時、困っているのが私であれば、その場に一緒に居る人が「見せてみて!」と鍵を受け取ると、「この鍵、違う鍵なんじゃないの?」と言って、自分の鞄を探すとあらほんとだわ、鍵を間違えてたわというパターンになるのだが、この場合はそのパターンではないのだろう。
なので、後ろでただ眺めていたのであった。
「うーーん、なんでだろう」
Y氏は私に訊いたのではない。
独り言を言っている。
うーーん、なんでなのか。
上の鍵は開くが、下の鍵が開かないらしい。前にも一度、会社のTちゃんが同じ目に遭ってその時は、あきらめて家に帰ったのだそうだ。
えーー。それは困る。
中に入れて下さい。
ちょっと野人の血が騒ぐ。
どこか開いている窓ってないのかしらん。
「鍵、開かないんだけど何かコツってあるの?」
Y氏が困って訊ねたのはTちゃんだった。電話で何やら話をしていて、そこで掴んだ情報は西日が射している時刻にそのようなことがあるらしいということであった。
うーむ。湿気で私の家のドアが開かなくなるのと同じ、この館も太陽で伸び縮みしていたとは。
晴れた日曜の夕方。
普通の家では庭に水を撒いているであろう。
ホースで鍵穴に放水をする一人の男性在り。
私はそばに居る犬ぐらいの役回り。
「開いた開いた」
驚いた。
鍵が開かなくなったら、鍵穴に水を撒くとそれで鍵は冷えて開く。
ちちんぷいぷい〜。
ひらけ、ごま。
水は偉大な力を持っているのである。


“ 2 件 ”のコメントがあります

  1. たく より:

    へぇ~っ 鍵穴って熱膨張でダメになるんだぁ
    知らんかったぁ
    このままじゃぁ不便だろうからメーカーに言ってみるといいかも
    何かしてくれる保障はないけど、一応クレームということでさ
    でもこんなのはメーカーの想定外なんだろうね

  2. 吉川みき より:

    水、プシュー!で本当に開いたんですよ。膨張していたんでしょうね〜。もうカンカン照りの日は今年はないでしょうが、同じようなことがあった時は放水してみてくださいね!

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