投稿日:2007年09月22日

2007年09月22日

たまプラーザにSHIMEさんのソロライブを観に行った。
以前、自分のレコーディングで「語り」を入れてもらったSHIMEさんに、今作っているアルバムに参加して欲しいとお願いをしていたので、今日は選曲の相談も含め出掛けて行ったのだった。
一番最初にお仕事をしたディレクターさんが、よく言っていた。
シンガーソングライターという歌を歌う人と、ボーカリストという歌を歌う人、歌を歌う人には2種類あるのだと。
誰のどんな歌を歌っても、その声が歌が圧倒的に真ん中で存在する。SHIMEさんは、いつか一緒にやれたらいいなと思っていた「ボーカリスト」の一人だった。
歌う場所があればどこでも歌う。ギター一本持ってアメリカを放ろうしながら歌を歌っていたSHIMEさんだ。自分で曲も書くが、それにこだわらずボブディランやジェームステイラー、エリッククラプトン、誰もが知っている名曲も何でも歌う。
今回のカバーアルバムは、まだボブディランもクラプトンも生まれていない頃の曲の選曲となるので、今日はいくつかの候補曲を相談しつつ家でもう一度考えることにした。
「思いっきり違う風に料理してよ」
SHIMEさんはSHIMEさんで、自分には出来ないことをやりたいと言う。今の私と同じだ。
どんなことをしようかな。
SHIMEさんに関しては、自分の持っているSHIMEさんのイメージから、ハーモニーの取れるアコースティックギタリスト3名で出来たらなぁというのがあったが、話をしているとギターから思い切って外れるのもいいかなとも思えてきた。逆にSHIMEさんの興味はそっちにあるような感じだった。
冒険したいSHIMEさんと、冒険したい私。いずれにしても、SHIMEさんのボーカルをもらって、今度は自分の引き出しにあるもので一曲仕上げるのが、SHIMEさんとのコラボになりそうだ。
たまプラーザに来たのは久しぶりだった。その前に来たのはもう15年以上前、デビュー直前のことだったような気がする。
駅前ってこんなだったっけな。
まだ音楽をやってるんだなぁ。
あの頃はまだこっちに音楽仲間なんて一人も居なかった。
久しぶり、たまプラーザ。
そう言えば坂が多かった。
あれから私もいい音楽仲間にたくさん出会えたよ。


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