投稿日:2015年03月30日

2015年03月30日

外来日。

血液検査を終えて、血液内科の待合室で待っていたら名前を呼ばれた。

いつも検査結果にドキドキしながら、白い扉を開けていた。

今日も同じ気持ちだ。

丸椅子に座ったら、先生が結果を教えてくれた。白血球の数値が1000から1700に上がったこと、好中球の数字が20台から60台の正常値に戻っていたとのことで、まずは好中球が持ち直してくれたことで緊急の危険度数からは脱したということで、このことはすごく嬉しかった。血小板は0.3。血小板の輸血量を増やしても最近は効果が出なくなっているので、やっぱりいずれにしても治療はどこかの段階で受けて欲しいという話だった。

私の身体が頑張ってくれたんだわ。

とにかく来週までまた様子を見ましょうということで、急な入院は一旦保留になった。

今でも崖っぷち。

だけど身体が頑張ってくれて、引き上げてくれたことが何より嬉しかった。

少し前から桜が満開になっていた東京。

桜を眺めても、もうぼんやりと見ている感覚しかなかったのが、こんなに桜が綺麗なことにまた感動している。

今夜の約束は何度も考えて、夕べ「結果が最悪でもやっぱり断るのはやめて行こう」と決めた。

いつものように景色が戻ってきて、そして楽しい約束事に向かう。

奇跡を何度も起こしてくれてありがとう。

自分の身体に向かって何度もお礼を言った。


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