投稿日:2008年02月21日

2008年02月21日

朝起きたら、また胃腸炎になっていた。
しんどい。
昨日の朝、治ったのは夢だったんだろうか。いいや、夢ではなく、昨日は確かに良くなって、そうしてもう一度悪くなったのだ。
恐らく・・・。
ぶりかえした原因は多分あれ、スタジオで食べたトンカツ弁当だと思われる。別に傷んだトンカツなのではなく、いきなりトンカツを食べたのがいけなかった。
ベッドの上で唸りながら、後悔をする。
本当に何故、トンカツ弁当なんか・・・。
食べちゃったんだろう。
本当に何故、トンカツ弁当なんか・・・。
Y氏は私にくれたんだろう。
・・・・。
一昨日。
私が胃腸炎でグッタリしていることを知ったY氏は非常に親切であった。ポカリスエットにおかゆ、果物にヨーグルトなどの”胃に優しい”差し入れをいろいろ買って家に訪ねてくれて、そのまま病院にも連れて行ってくれたのだ。
「いろいろ、ほんとすみません」と、小さくなっていると、「多分明日はいくらか良くなっていると思うよ。レコーディングまでに楽になるといいね。」と、言ってくれたのだった。
本当にいい人だ。
とても良くしてもらった。
そして、昨日目覚めた時には「無事、復活致しました!」と一番に報告をした。そのことをY氏もとても喜んでくれたのだった。
それが。
昨日のレコーディングの夕飯のお弁当の調達をしてくれたY氏。2種類のお弁当を買ってきてくれて、自分で選べるようにはなっていたのだが、丁度その時の私はちょっと集中モードにあって、「食べ物」のことについて考える脳みそスペースがない時間帯だったのだった。
「はい」
お弁当を渡されて受け取ってそのまま開けて、他のことを考えながらトンカツ弁当を食べていたら、誰かに「あれ、胃が痛いのにトンカツ弁当なんて食べて大丈夫?」と聞かれ、ハッと我に返った。
まるで催眠術にかかったいたみたいに、目が覚めたら目の前に二切れ食べたあとのトンカツ弁当があった。
「あ!」
トンカツ弁当を「はい!」と私に渡したのは、昨日「胃に優しい物を」とあれほどの心遣いをくれたY氏だった。レコーディングを応援してくれたのかもしれないが、私は受験生でなく、ただの胃腸炎上がりの病人なのである。
とにかく今日はまた、グッタリしている。
いい人だったY氏。
「また、胃腸炎になっちゃったみたいなんです」
と、報告をしたが・・・。
「あ、ほんと」
Y氏はレコーディングが終わったら、もう私の具合いについて興味がないようであった。


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