投稿日:2008年03月07日

2008年03月07日

古川昌義さんとのレコーディング、「ダッタン人の踊り」のピアノの録音とトラックダウンで、今日はエンジニアの永井はじめさんのお宅にお邪魔する。
ご自宅の地下にあるプライベートスタジオは、歌録りの出来るブースまであって、プライベートスタジオとは思えない環境なのだ。
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永井さんとは今日が私は初対面だが、古川さんとは、数年前の古川さんのASKAさんプロデュースのアルバムが出会いだそうで、ご自身もエンジニアのお仕事だけでなく、プロデュースもされたりと幅広く活動をされている。
スタジオの奥でウーリッツァを見つける。
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本物を見るのは初めてか2回目かぐらいで、今日のピアノ入れの音はまずウーリッツァから試させてもらった。ウーリッツァはローズピアノよりもっと柔らかくて丸い音がする。シンセサイザーの音源を買えば、ピアノのカテゴリーの中に入っている音色だが、本物を触るのは私は初めてだったのだ。
結局OKテイクは別のピアノの音になったが、弾いていて気持ちのいい楽器だった。音と同じで柔らかく弾き手を受け入れてくれる優しい器の楽器で、すっかり今日弾かせてもらって好きになったのだ。
TDは夕方には終わって、それから成城学園前で夕飯を3人で食べた。
家からそれほど遠いわけではないが、成城にはほとんど来ることがなく、駅前は10年ぶり以上になるかもしれない。数年前に駅ビルが建ったらしく景色がずいぶん変わっていた。
お酒がすすむと、古川さんと永井さんが音楽の話を始める。
学生の頃も、こうして音楽の話をしている場で聞いていたなぁ。
そういう場所に居るのが昔から好きだった。楽しそうに好きなことを話している人達の傍らに居るのが好きだった。
いつの間にか雨が上がっていた。
レコーディングも一歩一歩、仕上がりも目前となった。


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