投稿日:2008年04月13日

2008年04月13日

夜、プールに行った。
去年はウォーキングレーンのはじっこから7メートル位の所を行ったり来たりするだけだったのが、この春からウォーキング&スイミングレーンでの往復という、私にとっては別レーンへの移動という大躍進のプール時間となった。
前も泳げないことはなかっただろうが、私の喉には器管切開をした痕がある。普通はこれが塞がるのだが私の場合小さなピアス穴ぐらいの穴がまだ開いていて、そこから水が入って来るという変な体になっているのだ。
だから、背の届く場所でウォーキングをするだけで終わっていたが、この春からは傷口に貼ればプールにもお風呂にも入れますよという防水シールを貼って、傷を気にせず泳げるようになった。
7メートルぐらい歩いて、足がつかなくなった所から泳いで進む。また足がつく場所に来たらそこからは歩いて進むので、実質は25メートルのうち10メートル位しか泳いではいないのだが、ゴーグルをつけて水面に顔をつけると、ウォーキングでは目にしなかった景色を新鮮に感じたのだった。
しかし、ビックリしたこともある。
水中ってこんなにクリアに人の姿が見えると思わなかった。今、向こうから泳いで来るもうすぐこっちに辿り着くあの男性の、真正面の水中にある景色って、私の腰から下の水着姿なんじゃないの。
水に潜れば、私とは目を合わさずに足腰、見放題ですよね。
真相はつかめないが、全く見ないで泳ぐことは不可能。水の中でもお行儀よくしていないと行けないなと思ったのであった。
私の泳ぎはゆっくりペース。
でも泳ぐって気持ちがいい。
水をかけば、必ず前に進んでくれる。
ここに来ている人達には、どんな目標があるのかな。
”1キロ泳げるようになりたいな。”
その先にある夢は別の物になったけど、今私は小学校5年生の頃と同じ夢をまた抱いている。


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