投稿日:2008年06月27日

2008年06月27日

午後、バイクで吉祥寺に出掛けた。
吉祥寺は大好きな街だが、乗り物で行くと困る街。道が不便なだけでなく駐車場とバイク置き場が少ないので、土日の日中は公共の乗り物で行った方が、買い物時間が結果長く取れるのだ。
行くなら平日。が、平日も人気の高い街。残念ながら今日は「ここに止められたらベスト」だったバイク置き場が既に満車だった。
かわりにと駅の反対側のバイク置き場を教えてもらったが、そこも今日は一杯。しょうがなく30分350円のファッションビルのバイク置き場に行ってそこにバイクをとめたのだった。
ふぅ〜っ。
それにしても、今日は暑い。
バイクを置くだけで思ったより時間が掛かったことで、駅ビルに向かって歩きながら「こういうのってちょっとしたタイミングで止められたり、止められなかったりするんだよなぁ」とバイクの件から派生して”タイミングと縁”というテーマについて、私はぼんやりと考えごとをしていた。
駅ビルに着き、通りすがりにある店にそれぞれ吸い込まれ、そして大好きな雑貨屋さんのショーウインドーの前で、これまたディスプレイに吸い寄せられて無防備に眺めていると・・・・
「今日は、暴走族じゃないんだねぇ」
後ろで声がしたので振り向くと、同じ事務所のkazzkiくんのお父さんではないか。メンバーの家に行く時は重装備でバイクに乗って行くので、いつからか「暴走族」と言われるようになったのだが、まさか駅前でバッタリ会うとは。
「あれぇえええーーーっ」
kazzkiくんのお父さんは犬の散歩で井の頭公園に行った帰りだったらしい。
「あはは。そんなに驚かなくても」
「お買物。ゆっくり楽しんで下さいね」
そう言ってkazzkiくんのお父さんは去って行ったのであった。
会話時間、約15秒。
ずっと私は口を開けていたのではなかろうか。
いや・・・驚きますとも。
だって今さっき、「タイミングと縁」について楽しい空想に浸っていたのだ。
こんな大きな街でバッタリ誰かに会うだなんて。
吉祥寺では少し早めのサマーセールが始まっていた。最近は他でもこうしてアーリーサマーセールをやっている。
足を止めれば驚くことはたくさんある。
今年ももう半分が過ぎようとしているのだ。


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