投稿日:2008年07月29日

2008年07月29日

さて、今からプールに行くぞ。
と、思って家を出ようとしたら、空がピカっと光っているのに気がついた。
雷だ。
最近、こんな日が続いているのだ。日中は真夏の日差しで日が暮れると雷で空が荒れるという日が。同じ区内でも天気は随分違うようで、最新の天気予報を調べて出掛けても自分の頭上の天気とはズレたりと、特に夜は予想がつかないことが多いのだ。
ピカッ。ゴロゴロ・・・。
今のところ雨は降っていない。
どうしよう。
今日は「雷が怖いからやめておく」より「プールに行きたい」の気持ちの方がほんの少し強かった。
急いで行こう。
雷嫌いにしてはめずらしく雷の中、バイクで出掛けたのであった。
しかし。
雷のピカッは、家を出るとすぐに回数を増やした。
クリスマスイルミネーションのチカチカレベルとはやはり違って、空全体がチカチカっと光るとそれだけで恐怖感がよぎる。あの光は何度見ても「空の怒り」に思えて、体が反射的にすくんでしまうのだ。
ピカッと光る度に姿勢が類人猿になる。
しかし、同じ条件下でも雷が怖くない人も居る。この人達は自転車や徒歩などでピカッと光る空の下を、姿勢を崩さずにいつも通りにしているのだ。
みなさん、すごいです。
心が乱れていない。
信号待ちで、車や自転車や徒歩の人達が居る中、私は一人新種のしゃっくりかと思うような動きをしていたのだった。
みなさん。
見て見ぬフリをして下さって、どうもありがとう。
恥じらい<恐怖心
移動時間約10分ほどの道中、怖くて何度も泣きそうになった。でも一度出たからにはもう行くか帰るしかない。私にとっての「無謀」はこういうことを指す。自分は雷が本当に嫌いなんだということが、今日の一件でよくわかったのだ。
ピカッと光ると首がすくんでいた。
笑えると同時に、我ながらこの反射神経はなかなかのものなのであった。


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