投稿日:2008年08月24日

2008年08月24日

少し前、上品な街浜田山の商店街のとあるブティックに「うんこが腐る」とショッキングピンクの文字で書かれたダイエット薬のポップに非常にショックを受けた私だったが、その後前を通ってもあのポップをもう見ることはなくなった。
恐らく張られていたのは非常に短い期間だったと思う。
上品な街、浜田山だから多分クレームがきて、そういうセンテンスはイメージ的によろしくないということになったんじゃないだろうか。
個人的にはそれでポップは外されたのだと思うのだ。
私の日常の買い物エリアは、北は阿佐ヶ谷で南は浜田山と二つの街に主に出掛けているのだが、この二つの街の特に女性の客層がえらく違う。
阿佐ヶ谷には「おかん」「おかあちゃん」「おばちゃん」が沢山いるが、浜田山には「ママ」「おかあさん」「おばさん」と雰囲気が違い、陸続きの一体どこが境界線になっているのかがわからないのだが、浜田山の女性達はアクセサリーや化粧をした状態で買い物をしているのだ。
あのポップは、とにかく消えた。
私に衝撃だけを与えて。
今そのブティックは、何もなかったかのように「sale」の張り紙だけを残している。
「本当に・・・確かにこの目で見たんです」
UFOぐらいの存在か。
そっと闇に葬り去られた幻のポップなのである。


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