投稿日:2008年10月23日

2008年10月23日

先週ゴキブリを連日発見したことで、以前お願いをしたゴキブリ駆除の業者さんに電話をしたら、半年間の保証期間内にあるということで、再度作業をしに来てもらえることになった。
先週から今日まで、自分の家でありながらドキドキして暮らしていたのだ。
やっと、平穏な生活が戻って来るのね。
ピンポ〜ン。
約束の時間だ。
ようこそ、お兄さん。
首を長〜くして、お待ちしておりました。
駆除のお兄さんが言うには、ここ最近になって急に寒くなってきたので外で生活をしていたゴキブリ達が家の中に移動をする時期なのだそうだ。壁の隙間やなんかに生息するようになるらしく、外ゴキがプチ引っ越しをしたせいでゴキブリを見るようになったのではないかとのことだった。
真夏の猛暑で、私はゴキブリ達は黒い体で熱死したと思っていたのだが、それは素人の考えであった。猛暑もなんなく乗り切り、冬だって生きていて年中ゴキブリってのは生きているのだそうだ。
「今まで作業された中で、印象に残ったすごい場所ってどんな感じだったんですか」
ゴキブリ駆除のプロの心に残るようなゴキハウスってあるのかなと思って尋ねたら、ゴミ屋敷での作業はすごかったということを聞いた。
ゴミ屋敷には相当の数のゴキブリが住んでいるらしい。
壁もゴキブリの糞で黄色く変色していて、通常のペーストをプチュっと家の隅々につけるのでは追い付けないので、噴霧器を使用するのだそうだ。
噴射。プシューーーー。
「え〜〜っ、どうなるんですか」
体の内側がさぶいぼだらけになりながらも、その先を聞いてみた。
「苦しくなったゴキブリ達が出てきて・・・」
「ゴキブリが天井から雨のように降ってきましたね」
ぎゃーーーーーーーーーーっ。
自分で聞いておいて、ギャ〜〜っと言うのも変だが、これでどんなにお金をもらえても私にはこの仕事は絶対に出来ないと思った。逆にホラーやスプラッターものの映画が好きな人がこの仕事に就いたら、臨場感あふれて刺激としてもいいんじゃないかと思う。ゴキブリの雨が降って来るだなんて、映画でも見たことがないおぞましい状況・・・。
「これで大丈夫だと思いますよ」
お兄さんは作業を終えると去って行った。
ゴキブリをアーモンドチョコだと思えば、何でも出来るのかもしれないが、私にそういう切り替えは出来ない。
ゴキブリ駆除というのは、ものすごい専門職だ。
玄関の扉を締めた後で、敬礼をしたのであった。


“ 2 件 ”のコメントがあります

  1. MOMO より:

    ゴキブリ退散!! めでたし、めでたし♪
    本当に、ゾッとしてしまいますよね・・・
    あの姿には・・・・。
    そして、ゴキブリ駆除のお仕事・・・・
    できればやりたくないですね(^^;

  2. 吉川みき より:

    天井からゴキブリが雨のように降ってきたら・・・ものすごい形相で叫んでいると思います。そのまま失神してしまうかも・・。ゴキブリは今は姿を見せなくなりました。ささやかな幸せです^^vふふっ。

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