「H&M」というスウェーデンのファッションブランドがある。リーズナブルな価格でお洒落なラインナップが手に入ると人気のショップで。9月に銀座店が日本初オープンとなったが、今日は原宿店がオープンして、約2000人のお客さんが並んだのだそうだ。
チョコレートの「M&M’s」と、語感がなんとなく似ているこの「H&M」、価格帯としてはユニクロと同じラインにある。だが、IKEAにしてもそう、「スウェーデン」というところがブランドイメージを上げているようで、北欧は日本での人気が高い。
私が「スウェーデン」に最初に触れたのは、ABBA。ピチピチタイツ服を着たサルの様な男の人とお人形さんのような女の人が並んで歌っていた。その姿は私には宇宙人程遠い存在に思えて”この人は何の人達なんだろう”と驚きながらテレビに釘づけになったものだ。
しかしお店がオープンしただけで、2000人も人が並ぶだなんて・・・・、その店は期間限定の店なのかと思うのだ。
「ソ連館には2000人の人が並び、太陽の塔にも相当の行列が出来ています」
大阪万博じゃないよね。
「H&M」のオープンで、ほんの少し私は時間旅行をし、最後に1970年の日本を思い出したのであった。