投稿日:2009年01月10日

2009年01月10日

年が明けてからまたプールに通うようになった。常連さんはみんな行動が決まっていて、私もそうだがプールのどのレーンで自分のメニューをこなすのかのパターンが変わらない。毎回ウォーキングレーンで腕を横に振って歩く人、毎回真ん中のレーンで黙々とクロールを泳ぐ人、私はビート板2枚を持って一番手前のレーンに入っている。
常連さんの泳ぎ癖ももう覚えた。例えば、左足だけ大きな水しぶきが上げる人が居る。その人が過ぎて行く時は近くに居ると水をかぶるので、水しぶきを受けながら「あぁ、あの人だな」とわかるといった具合だ。
ここ何回か見かける人はウォーキングのデューク更家さんに少し似た男性で、この人もはじっこレーンでクロールを頑張っているのだが・・・・。また癖のある人で、この人は息継ぎの度に「うわ〜っ」と呻き声を上げる。最初は溺れそうになっているのかと驚いたのだ。
「うわ〜〜っ」
パシャ、パシャ
「うわ〜〜っ」
慣れて来てもやはり少し気になってしまう。
プールは一枚の絵みたい。
十人十色。
「うわ〜〜」の人は泳ぎ切ると表情も変えずに立ち、水しぶきのクジラさんも周りに水をさんざん掛けていることに全く気がつかずに居る。
自分のフォームが一番わからないものなんだ。
紙芝居風に時間で追いたいプールでの絵なのであった。


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