投稿日:2007年03月08日

2007年03月08日

夜、市ヶ谷にあるサウンドインスタジオにお邪魔した。
ここは日テレの中にあるスタジオ。生楽器をせーので録音をするタイプのスタジオが充実している所なので、ジーン&ジンジャーズのレコーディングの時は、このステジオにお世話になっていたのだ。
会社の車で駐車場に入ると、中は外車のオンパレード。駐車場に停まっている車を見て、「あぁ、今日は大御所ミュージシャンが来るプログラムが入っているんだ」ということがわかる。
今日はチェウニさんという韓国の方のレコーディング。5月下旬に発売されるアルバムの中の曲を、今回書かせて頂いたので、今日はスタジオにお邪魔させてもらったのだった。
多分この同じスタジオだったんじゃないかなぁ。人が変わり、曲も違うとうまく思い出せなくなる。スタジオは限られた数しかない。だから同じスタジオで生まれた数え切れない程の曲達が、実際は兄弟として在るのだ。
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どんなアレンジになるのかな。
デモを提出する時は、ラフアレンジをつけて私は出す。だがそれは歌詞と曲を聴いてもらうためにつけただけの物なので、アレンジャーさんに渡った時には、逆にどんな服を着せてもらえるのかと自分もとてもワクワクする。
デモであっても、”こんな風に歌いたい””ここはここまで音符を伸ばして・・・”など、自分で頭に描く歌がある。だが、どうしてもまだそれが自分にはうまく表現出来ない。ニュアンス以前に、言葉がどうしても歌にならないのだ。キーを変えてもそれは変わらず、歌と話し声はやはり別の所にあるんだということは、マイクに向かう度に痛感する。
チェウニさんが仮歌を歌うと、歌詞が歌に変わった。音楽をやっている一人の人間として、それを聴きながら有り難いなと思った。
好きで歌う曲になってもらえたらいいな・・・。
サウンドインスタジオ。
近くのかわかみという中華料理屋さんのかたヤキソバが気に入って、飽きもせずそればかりを食べていたというのが、一番の思い出なのだ。


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