投稿日:2009年02月12日

2009年02月12日

「ハコイヌ」の打ち合わせで、生田にあるエンジニアのidehofさん宅に行く。
idehofさんとは今日が初対面になる。奥さんは一昨年の秋に亡くなったバイオリンのHONZIで、HONZIはいろいろと活動をしている噂しか聞いていなかったので、まさか病気で苦しんでいたとは思っていなかった。数年間自分は音楽から離れていたので、ずっと活動を続けている仲間には、いきなり「またよろしくね!」と挨拶が出来なかった。少しずつまた音楽生活を積んで行って、そうしたらきっとまた一人一人再会が出来るだろうから、だから自分も気持ちを新たに頑張ろうと思っていたのだ。HONZIもその中の一人、また会えると思っていたので亡くなったと知った時はショックだった。
idehofさんの家に上がって、HONZIに挨拶をする。たくさん笑っている写真があって、バイオリンという楽器と一緒に演った初めてのヒトがHONZIだったなぁと思い出した。
あぁ、でも今日は打ち合わせに来たんだった。
idehofさんはtorico!の良原リエちゃんの紹介で、映像の音楽のお仕事をよくされているということを聞いていたので、作品を見せてもらったりしたが、これがとても面白い音楽作品になっていた。楽器の音や楽器でないものまで楽器にして録音をしたりと遊び心満載の映像音楽、「これはコレコレこういう風な手順で録音をしたんだよ」と説明してもらうと、やっぱり作業行程は大変なんだなぁとため息が出た。
idehofさん宅で打ち合わせを終えて駅で電車を待っていると、プロデューサーの山口さんから電話が入る。打ち合わせメモが日々増えて行く。「テンパらないで頑張ろう」が今月の私のテーマだ。
「ひとつひとつ」
最近口癖になっている気がする。頭がこんがらかって来ると、ひとつひとつあせらずにやれば必ず前に進むんだと、口にして言い聞かせているのだ。
日々、割とテンパり気味。
自分にかけ声をかけることが多くなっているのだ。


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