投稿日:2009年04月02日

2009年04月02日

高円寺は私の家から行ける近い駅のうちの一つなのだ。
最初に住んだ家からも割と近かったので、その当時遅くまで店が開いていて人が飲んでいるなぁと驚いたが、ここ数年で「遅くまで」を通り越して「朝まで飲んでいる」人が結構居る街になった。
とにかくこの街は飲み屋さんが多いのだ。で、ニワトリが先か卵が先なのかはわからないが、お酒が好きな人がまた多く住んでいる。「この人、何の仕事をしている人なんだろう」と謎な感じの人も沢山居て、そういう人達が店のどこかしらにお客さんで居るのだが、朝から普通に仕事をしているサラリーマンも、高円寺在住の人は平日から遅くまで飲んで酔っ払っていたりする。
今日はトランペットの辰巳くんとリハーサルの後で、軽く打ち合わせをかねてちょこっと店に行こうということになったのだが、たつみっちも高円寺の飲み屋さんで、相当なお金を使っている一人で、話を聞いていると朝まで開いている店どころか朝から開く飲み屋さんまで知っていた。
数百メートルの商店街を歩きながら、たつみっちが教えてくれる店は全て焼き鳥屋さん。
「ここは、割と最近出来たとこ」
「で、ここは最近ちょっと味が良くなった」
「あ、この店、割とイケるよ」
「ここも、旨い」
「ここはちょっと狭いねんなー」
なんでそんなに知ってんの。
焼き鳥屋さんを多分全制覇していると思われる。
が、それにしても一つの商店街にこんなに焼き鳥屋さんってあるものなんだろうか。この商店街をお互いそれぞれ通っていたが、私が目に入るのはカフェとパン屋さんだった。以前から私は高円寺ぐらい大きな街だったら、もっと可愛い雑貨屋さんやケーキ屋さんがあってもいいのになと思っていたが、そういう店は入る余地無し。今日はいかに高円寺が焼き鳥屋さんの多い街なのかがよくわかったのだ。
全国の焼き鳥とお酒の消費量って統計が出ているんだろうか。
ジモティ、毎日遅くまで飲み過ぎ。
社会人の割に明日のことをあまり考えずに飲み過ぎ。
高円寺は間違いなく全国のベスト3に入る”沿線の街”だと、今日は確信したのであった。


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