投稿日:2009年04月06日

2009年04月06日

夕方のニュースでまた、スーパーでの万引きGメンの特集をやっていた。
「あの女性が不審な動きをしています」
「了解、では監視します」
「あっ。こちらの動きに気付いたかもしれません」
「一旦、通り過ぎます」
こういう特集を見ている時、私はここに出て来るスーパーが特殊な場所に思いながら、フィクションの世界を眺めているような気がするのだ。
「今、女がカバンに入れました」
「レジで会計をしましたが、カバンの中に入れたものはそのままです」
思えばもう長年こういう万引きの特集を見て来た。同じ手口で万引き犯は万引きをし、同じように捕まえられている。私が捕まえる側だったら、長年に渡って同じことばかりを繰り返されて本当にガッカリした気分になるだろう。
それにしても・・・
毎度思うこと。
万引きGメンって、自分がよく行くスーパーにも居るんだろうか。3店舗共気配を感じたことがないので、どうも自分の身近なスーパーには万引き犯もGメンも居ないように思うのだが・・・実際のところはやはり居るのだろう。そう言えば、母方の祖母が一度トイレットペーパーを万引きしたと言って万引きGメンに連れて行かれたことがあった。結局店側の勘違いだったということがわかり、後日スーパーの店長さんが菓子折りを持って謝りに来たのだが、それが保谷駅前のSスーパーだ。やっぱり大手スーパーには監視員が常駐しているのだろう。
今日の私はスーパーに行って、万引きGメンが歩いているのかどうかを探していた。
品物でないものを探す姿は、これまた不自然。
「あの女の動きが少し怪しいですね」
「了解、監視を続けて下さい」
万引きGメンはプロの人なので、気を消すことが出来る。
きょろきょろ。
私は万引きGメンを見分けられず・・・、しかし私の方は恐らく「要注意人物」としてしっかり監視をされていたのであった。


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