投稿日:2009年05月19日

2009年05月19日

最近、プールに行くとよく見る男の人が居る。
と、いうよりこの人のことを覚えた。
私はプールサイドに向いてはじっこで水中エクササイズをやっているのだが、ある日背後から大波がやってきたので振り向くと、この人が泳いだ波がザッパーンと寄せてきたのだった。
この男性、背も高いが体重もかなりあると思われる。とにかく巨漢なのだ。で、水中ウォーキングをしている時はそうでもないのだが、この男性が平泳ぎを始めるとプールの波が揺れるので見ていなくても波の動きで「あっ、今近くを泳いでいる」というのがわかるようになったのだった。
大型タンカーが通り過ぎて行く感じだ。
水が揺れるので振り向くと、すぐ後ろを「エイ」が泳いで行く。横幅のある人が平泳ぎをすると、その姿は「エイ」っぽくなるのだと知った。
ならば私はなんだろう。
イソギンチャクか。
壁の傍の一ヶ所に居てビヨーンと伸び縮みしている。たまに波に揺れてみたり・・・。
バシャっ。
今は少し向こうをとびうおが飛んで行った。
またもうすぐエイが来る。
ここは海?
そう思ったらプールの水がしょっぱく感じたのだった。


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