投稿日:2009年05月24日

2009年05月24日

スーパーに行くとスイカが売っていた。スーパーの入口にはたいてい果物が最初に目にとまる。ここの果物でなんとなく季節を感じたりするのだが、イチゴが品薄になってきたなと思うとさくらんぼやアメリカンチェリーがよく並び、そして今日はスイカだった。
果物が嫌いな人は、ほんとうはあまり居ないのではないかと思うのだが、「あまり食べない」理由としては、ちょっとしたことが”面倒臭い”ということなんじゃないだろうか。以前、同居人は”タッパーの蓋を開けるのが面倒”ということだけで、冷蔵庫の中に置いておいた食料に手をつけなかった。
果物はみなどれも”タッパーの蓋を開ける”程度の手間が要る。
スイカは種を出さなくちゃいけないし、イチゴはヘタを取らなくちゃならない。ナシやリンゴやキウイは包丁が必要になってくるし、ぶどうは皮を取って種を出して更に指を洗わないとダメだ。みかんは人によってはスジを取り皮を出す。丸ごと食べる人だって、食べ終わったらゴミ箱にみかんの皮は捨てに行かねばならない。ブルーベリーが一番楽でそのまま口に出来るが、「洗わないといけない」のが面倒ということになるんだろう。
「じゃ、カットフルーツを買って食べればいい」
のだが・・・・、
それは今度は”割高”な気がしてくる。
魚肉ソーセージのフィルムの方がよっぽど剥きにくいと思うのだが、果物は面倒臭い人にとっては”面倒臭い”らしい。
もうスイカの季節か。
スイカとキュウリはカブトムシの味がする。
日本語的にも意味的にもおかしいが、同じ感覚を持っている人とは、何故かこれで話が成立するのだ。


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