投稿日:2009年05月26日

2009年05月26日

家賃の振込みに郵便局に行った。
家の近くの郵便局はATMが一台しかないので、時々5人ぐらいが待っていたりすることもある。先日はATMを前に何度も操作をして時間を取る人に、ついに待っていた人がキレて怒鳴るという場面もあったが、たまーに待っている人が「キレる」のには遭遇しているのだ。
待たせている人も、ほんのちょっと振り向いて「お待たせしてすみません」と一言言えば、割と波風立たずに済んだりしたのに、と思う。あせって早くしようとする気持ちや後ろめたさから、後ろをわざと見ないようにしてしまうのだろう。それが裏目に出て待っている側には「横柄な態度」に映ってしまうんじゃないかなと、こういう時に人間関係のちょっとした行き違いを垣間見る気がする。
本日、私が行った時にはご婦人が一人ATMでの操作中だった。私が並んだ直後にまた女性が並んだが、今日は空いている方だ。
「お待たせしました」
自分の番が終わって後ろの人に声を掛けると、後ろの人の表情がフっと緩む。ATMの操作の時に「お待たせしました」というひとことって大きいんだなぁといつも思う。
で、私は扉を出る時にいつも振り返る。
「忘れ物、してなかったわよね。」
「あの人、何か取ってないわよね」
”お待たせしました”と挨拶をしておいて、それから数秒後私の後にATMに立った人を一瞬ドロボウだと疑って見ているのであった。


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