投稿日:2009年05月31日

2009年05月31日

今は家の辺りで見掛けるネコちゃんは3匹居る。
アメリカンショートヘア柄の「ムサシ」、あとの2匹はやはり近くの家猫と思われる首輪をつけた黒猫と茶トラで、前も別の猫達が激しい縄張り争いをしていたが、顔ぶれが全部入れ替わっても相変わらずケンカ声は部屋の中に居ても聞こえてくるのだ。
この間は丁度家の前に出た時に「フー!」と威嚇仕合っていたので、「やめなさいよ」と声を掛けてみたのだが、その時は茶トラが黒猫と30センチ程の距離で向き合っていて、私の仲裁を無視して威嚇し続けていた。
何をそんなに「ムカついているのか」が私にはよくわからないのだが、この茶トラと黒猫がよくケンカをしている様子。猫にも「めっちゃムカつくヤツがおるねん」というのがあるみたいだ。
その日は別の家からも人が出て来て「やめなさい」と言ったので2匹は去って行ったが、とてもガラの悪い感じで去って行ったのだ。
「今日はこのぐらいにしといたろ」
「せやけど、今度見たら殺したるで」
ヤクザ映画のワンシーンみたいだった。
そして先日ついにものすごいケンカの声が聞こえて来た。
「フギャギャギャー」
「フギャギャ」
「ギャオー」
「フギャーーーーーー!」
最後にどちらかが殺られて死んだ、といった感じで猫同士のケンカで命を落とすこともあるんだろうかと思ったのだ。
結局、どの猫も死んでいないのであの日もただのケンカだったみたいなのだが、その後もとにかく激しいバトルが続いている。
「めっちゃムカつく」
「お前の方がじゃ」
「蹴り入れたろか」
「しばくど、ワレ」
つまらんケンカ=大阪弁という図式が何故か私にはある。
猫のケンカも大阪弁に聞こえるのであった。


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