投稿日:2007年03月29日

2007年03月29日

今日は種さんと下北で待ち合わせをして、ご飯を食べに行った。
種さんとは、メールやライブを見せてもらったりというお付き合いをさせていただいているが、ゆっくり二人で会うのは初めてなのだ。
一軒目、まさかの休み。年中無休ということをしっかり調べておいて下さった種さんだったが、ご自身曰く「行ったお店が何らかの理由で入れないケースが、何故か頻繁にある」のだそうだ。あははと笑っていたが、前に5軒入れなかったということを聞いて、ちょっとビビったのだ。
二軒目、和食の店はやっていた。ランチを食べつつ、そこでは一番最近のレコーディングの話や音楽の話をする。種さんは果敢に物作りにトライをし続けている人なので、そこの部分でも大変尊敬をしている。ホームレコーディングもとても早い時期に始められていたし、当時の作品の中ジャケットの写真なんかはよく「何が写っているのか」と、ジィ〜っと見ていたのだ。
もう一軒、そのあとで一緒にお茶をした。
「オリーブの小さいこれぐらいのを最近見つけたんですよ!」
「そうなの?」
「やっぱり小さいヤツを大きく育てたいんですよね。」
「わかるわかる」
「長年探してて・・。でも隣りにデッカイのが売ってて」
「じゃ、それ挿し木だわ」
「やっぱ、そうですかー290円、安いと思ったんですけど」
「ホントはタダなのにね」
種さんとは突っ込んだガーデニング話が出来る。こんな会話が出来る人は同業者ではあまり居ない。遠慮なく園芸の喜びが語れるのは嬉しいのだ。今日はトウモロコシや枝豆栽培についての知識を教えてもらった。
12時に待ち合わせをして、気付けば5時半になっていた。子供が居ない私は春休みのお留守番の子供のキモチにまで、頭が回っていなかった。
いつもは練習のためだけに来る下北の街。一人で来るから笑いながら歩くなんてことはない。
若者達に紛れて駅までの道を並んで歩けば、ステージで見るより、うんと華奢で小柄な種さんだった。


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