キーボードのGakushiくんに家に来てもらって、トーキングモジュレーションのレコーディングをした。
トーキングモジュレーションは昔、Rogerというアーティストがやっていてそれで知った。もう少し一般的だったボコーダーに比べエモーショナルで、個人的にはボコーダーアプローチよりも合成音としてはかっこいいと感じていたのだ。
ギターでの奏法もあって、やはりアグレッシブでかっこいい音だったが、ホースを加えて頭骸骨で共鳴をさせて音を出すか何かの方法なので、脳に悪影響を及ぼすという話を聞いていたので、そんなことは私には出来ないなぁと思った記憶がある。
今はクラブ系の音楽が流行した中で、またこのトーキングモジュレーションを使った演奏をしている人が増えていて、Gakushiくんの演奏がすごくかっこいいので、是非とお願いをして来てもらったのだった。
この楽器、やっぱりリスクが高いみたいだ。Gakushiくんは歯が欠けたと言っていた。
キーボーディストにレコーディングをお願いするということはほぼないに等しい中、こういう形で来てもらえるのは嬉しい。前にキーボードを始めたのは10代を過ぎてからと本人から聞いてビックリする程のセンスと腕前で、今日も一度自由にやってもらったらそれが良かったので、リクエストなしで進めてあっという間に終了した。
28歳。天才だなぁと思った。
忙しい中、時間を作って来てくれた。
好きなキーボーディストが増えると、それはそれでまたワクワクする。頂いたデータで、私も引き続きキーボーディストとしての仕事を頑張りたいなと思った。