投稿日:2009年11月29日

2009年11月29日

子供向けの人気キャラクターのひとつに「きかんしゃトーマス」がある。最近出来たこれまた人気のららぽーと新三郷の中に「トーマスタウン」という屋内型のデーマパークもあって、子供たちの人気の高さが伺えるのだが・・・。
私はこの「きかんしゃトーマス」キャラクターが不気味でコワイのだ。女性はすぐに「可愛い〜!」と口にすると言われる。不気味だったりぶさいくだったりするものも「可愛い」と言ってみたりするし、「ちょっとぶさいくなところがなんとも言えず可愛い!」という感覚は私もわかる。実際に私も「可愛い〜!」を連発する方だと思うのだ。
でもトーマスの場合は、「可愛い!」ではない。
私の基準で言うと「不気味」で止まってしまう。ちょっと不気味なところが可愛い!となるはずなのに、それがならないのだ。
ホワ〜イ、何故。
顔が・・・微妙に怖いのだ。
顔色が灰色、というところもあるかもしれない。
で、中途半端にリアルなおじさん顔をしている。
もっと他になかったのかしら。
子供達はこれを見て、「コワい!」と泣いたりしないのかしら。
子供、特に男の子は電車などの乗り物好きなので、このきかんしゃトーマスの場合体が電車であることに随分救われていると思う。これがもし魚の形をしていて「おさかなトーマス」というキャラクターだったとしたら、子供達は魚嫌いになっていたと思う。「男の子だから泣いてはいけない」というママからの教育もあって、だから男の子は「トーマス」の顔でなく体の部分である電車にだけ焦点を合わせて見ているんじゃないかと個人的には分析する。それでトーマスはギリギリOKラインで成立するキャラクターなんじゃないかと思うのだが・・・・、テーマパークは連日大盛況らしい。
まぁ、なんとかレンジャーなどの戦隊物のキャラクターも派手な昆虫の私からすれば気持ちが悪い着ぐるみでしかないのだが、あぁいうのも子供にすればかっこいい!わけなので、子供というのは案外「面食い」でなく「中身で勝負」だと思って相手を見ているのかもしれない。
子供の「可愛い!」は大人の女の言う「可愛い!」とはまた趣味が違うらしい。
「可愛い」の定義は辞書には最も記しにくい部類のものなのである。


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