今日は表参道もクリスマスムード一色。11年ぶりにイルミネーションが復活したせいか、通りがかったらすごい人だった。車は大渋滞、歩道には人があふれんばかりにいて、イルミネーション並木を写真に収めようと車道に出て写真を撮っている人もいるので、まずはこの人達を取り締まって欲しいと思うぐらい危ないエリアになっていたのだ。
表参道はかつて東京のクリスマスイルミネーションの代表のような場所だった。あまりに人が押し寄せるので、住民からの苦情が出たことと、イルミネーションにかかる経費や木そのものへの負担を考慮して一度は廃止になったのだが、もろもろの諸事情を乗り越えての今回の復活となった。だが、この一角を通っただけでとっても疲れてしまった。私が住民だったらやっぱり、もうイルミネーションはやめようよと言いたくなるだろうなぁと思ったのだ。
まっすぐに続くこの通りは確かに綺麗な並木道。イルミネーションが廃止になった時はクリスマス時期には寂しい景色になっていたが、木々は電飾の服を着せられ私達を見下ろして何を思っているだろう。
クリスマスで賑わう街は明るすぎて空にある星が見えない。こんなに沢山の人が居ながらにして、サンタさんがソリを引いて飛んで来ているのも誰一人として気づけない場所なのである。